著者
守屋 康充 安福 和弘 石橋 史博 伊豫田 明 鈴木 実 関根 康雄 渋谷 潔 飯笹 俊彦 藤澤 武彦
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学
巻号頁・発行日
vol.27, no.5, 2005
被引用文献数
1

症例は, 反復性多発性軟骨炎と診断された62歳, 女性. 1998年より加療開始, 2000年に症状の増悪, CTにて左右気管支の狭窄を認めたため, 気管切開を行い, ダイナミックステントを挿入した. その後, 2002年にダイナミックステント入れ換え, さらに2003年に左右の主気管支へのメタリックステント挿入を行った. 今回, 乾燥喀痰の付着によるステント狭窄にて, 窒息状態で救急外来に搬送された. 救命処置中にダイナミックステントが逸脱したが, 気管切開孔より気管チューブを挿管し, 人工呼吸管理にて救命できた. 全身状態が安定した後, 全身麻酔下に硬性鏡を使用してファイコンステント再挿入術を施行し, 経過良好にて退院した.
著者
鈴木 実 種本 勝二 前田 達夫 今井 俊昭 藤井 俊茂
出版者
一般社団法人 日本風工学会
雑誌
日本風工学会年次研究発表会・梗概集 平成16年度日本風工学会年次研究発表会
巻号頁・発行日
pp.29, 2004 (Released:2006-01-26)

鉄道において、強風は列車の安全な運行に直接係わる現象である。1872年の鉄道開業以来、30件以上の強風が原因と推定される事故が発生している。列車脱線事故が契機となり、運転規制方法が整備されてきたわけだが、1986年に発生した余部橋梁事故以後、強風地域における列車運転規制が強化され、防風柵設備等の安全対策が行われてきた。本件は、鉄道における強風時の運転規制方法と強風対策について紹介する。
著者
長内良太郎, 鈴木実 訳
出版者
含英舎
巻号頁・発行日
vol.巻之1, 1876
著者
鈴木 実
出版者
日本動物分類学会
雑誌
動物分類学会誌 (ISSN:02870223)
巻号頁・発行日
no.12, pp.5-12c, 1976-12-20

昭和50年7月21日〜7月23日,9月18日〜9月20日,11月17日〜11月19日,12月19日〜21日と昭和51年2月16日〜2月19日の5回にわたり山口県笠戸島周辺に生息する海浜動物物の分類学的・生態学的な調査を行なった。その結果,見出された殼アメーバ類,太陽生類,腹毛生類,ナマコ類などはすべて日本未記録種であり,このほかヒドロ虫類,輪毛虫類,棘皮虫類などにも若干の日本未記録種が見出された。
著者
鈴木 実佳
出版者
静岡大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

出版界が進取の気性に富み、印刷物の普及や知識・情報の伝達の迅速化と広範化の進展がみられた18世紀英国に注目し、書物を刊行した作家ばかりでなく、書簡や日記などの記録を残した人々について、「書く」あるいは「読む」ということが果たした役割を考察した。そこにみられるのは個人的感情・感性・感受性・観察・考察と、それを他者と共有しようとする方策であり、個別性や内密性の重視と、情報の伝達による他者との共同体的一体感希求が並行する。