著者
宇田川 洋一 鈴木 実
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集B編 (ISSN:18848346)
巻号頁・発行日
vol.79, no.808, pp.2818-2825, 2013 (Released:2013-12-25)
参考文献数
22
被引用文献数
1 3

Ballast water is used to stabilize an empty ship on the open sea. It often contains various microorganisms such as plankton and bacteria, and causes serious damage to aquatic ecosystems when it is discharged. Ultra-high pressure underwater shock waves were applied to treat those microorganisms. The imploding detonation of propane-oxygen mixture was used to generate the underwater shock waves in a sample holder having an inner diameter of 10.9 mm. We investigated the imploding detonation wave in approximately hemisphere-shaped combustion chamber having maximum inner diameter of 60 mm and generated underwater shock waves of 100 MPa. As microorganisms of the high pressure treatment experiments Artemia salina, Heterosigma akashiwo and Coliform group were used. We could completely treat Artemia salina and Coliform group by 5 shots and Heterosigma akashiwo by 1 shot of the underwater shock wave that maximum pressure was about 100 MPa.
著者
鈴木 実 安西 竜也
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集B編 (ISSN:18848346)
巻号頁・発行日
vol.79, no.801, pp.799-803, 2013 (Released:2013-05-25)
参考文献数
11
被引用文献数
1 1

Underwater shock wave, generated by the imploding detonation of propane-oxygen mixture, was applied for extinction processing of microbes. We filled the water containing microbe into a stainless steel pipe having inner diameter of 10.9 mm, and transmitted the underwater shock waves which have the maximum pressure of about 100MPa. As microbe of the treatment experiments, Microcystis species were used. We found that the mortarity rate of Microcystis species increases gradually with the increase in the number of times of shock processing. Although the maximum mortality rate of Microcystis species was 99.9% in one day after processing, it turned out that it becomes 100% in one week after processing. The mortality rate became small when the value of the consistency of Microcystis species was large.
著者
藤野 孝介 久保田 伊知郎 本岡 大和 池田 公英 森 毅 鈴木 実
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.27, no.6, pp.670-674, 2013-09-15 (Released:2013-10-01)
参考文献数
11

肺切除後の気漏や手術を避けたい気胸患者に対して50%ブドウ糖液を使用した胸膜癒着術を施行し良好な成績を得ているので報告する.方法は,50%ブドウ糖液200 mlと1%キシロカイン10 mlを胸腔内に注入する.2012年4月から7月までに11例に施行し9例で成功し,2例は不成功でありOK-432による胸膜癒着術に変更し気漏の消失に至った.この2例は高度の肺気腫を伴い気漏の量が多い症例であった.本法はOK-432と比較すると胸膜癒着効果は弱い可能性があるが,十分に胸膜癒着効果を認め,また,胸痛や発熱などの副作用は非常に少なく,間質性肺炎の患者2例でも安全に使用できた.以上より,本法は簡便かつ安全で有効な治療法であり胸膜癒着剤として最初に試みてもよい方法であると考える.
著者
小川 節郎 鈴木 実 荒川 明雄 荒木 信二郎 吉山 保
出版者
一般社団法人 日本ペインクリニック学会
雑誌
日本ペインクリニック学会誌 (ISSN:13404903)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.141-152, 2010-05-25 (Released:2010-08-22)
参考文献数
15
被引用文献数
18

帯状疱疹の皮疹消褪後に3カ月以上痛みが持続している帯状疱疹後神経痛患者371例を対象に,プレガバリン150 mg/日,300 mg/日,600 mg/日(1日2回投与)を13週間投与したときの有効性および安全性を無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験にて検討した.いずれのプレガバリン群においても疼痛は投与開始1週後から速やかに軽減し,最終評価時の疼痛スコアは300 mg/日群および600 mg/日群ではプラセボ群に比べ有意に低下した.プレガバリンは痛みに伴う睡眠障害を改善し,アロディニアや痛覚過敏にも有効であることが示された.主な有害事象は浮動性めまい,傾眠,便秘,末梢性浮腫,体重増加などであった.これらの有害事象は用量依存的に発現頻度が高くなる傾向があったが,ほとんどが軽度または中等度であった.以上の結果より,プレガバリンは帯状疱疹後神経痛に対して有用性の高い薬剤であることが示された.
著者
由佐 俊和 伊豫田 明 門山 周文 佐々木 一義 鈴木 実 山川 久美 藤澤 武彦
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.241-247, 2005-06-20
参考文献数
19
被引用文献数
11 14

目的.びまん性悪性胸膜中皮腫の臨床像・診断・治療・予後および予後因子について検討することを目的とした.対象.多施設から集積したびまん性悪性胸膜中皮腫51例を対象とした.結果.男性47例, 女性4例, 平均年齢60.0歳.アスベスト曝露歴を37%に認めた.発見動機は, ほとんど(88%)が自覚症状によるものであった.胸腔鏡下胸膜生検が確定診断法として最も多く行われたが, 初診から診断が得られるまでに, 60日(中央値)を要した.胸水の細胞診やヒアルロン酸値は, 両者ともに異常所見を示さない例がおよそ半数にみられた.治療は, 28例に手術が, 13例に放射線もしくは化学療法が, 10例には支持療法のみが行われた.全例の生存率は1年, 2年, 3年がそれぞれ50.6%, 25.0%, 12.7%で, 生存期間中央値は12.3ヶ月であった.予後因子の分析では, 単変量解析では年齢, IMIG臨床病期, 手術の有無が有意な因子であったが, 多変量解析では, IMIG臨床病期のみが有意な因子であった.術後補助療法として胸腔内灌流温熱化学療法を行ったものに良好な予後を示す例がみられた.結論.1)原因不明の胸水貯留例については, 確定診断を得るために遅滞なく胸腔鏡下胸膜生検を行うべきである.2)適正な手術適応の設定, 術後補助療法や新たな化学療法の開発などによる予後の改善が今後の課題である.
著者
鈴木 実
出版者
日本動物分類学会
雑誌
動物分類学会誌 (ISSN:02870223)
巻号頁・発行日
no.13, pp.1-4b, 1977-10-31

付着生物における相組成の特時空的変遷過程を調べる目的で日本大学能獣医学部所属下田セミナーハウス(爪木崎)前の海水中,筑波大学付属研究センター内と東京港湾内人工凪さにスライドグラスを10枚一組として上・中・下三層に分け懸吊させ1〜3カ月後に回収・検鏡を行なうという作業を毎月1回ずつ行なってみた。その間,昭和51年12月14日に懸吊し2月14日に回収した爪木崎中層からのスライドグラスと5月9日に懸吊し6月中旬に回収した爪木崎中層からのスライドグラス各1枚にTrichoplaxをそれぞれ1個体と3個体見出すことができた。この動物はGRELL(1973)により形態・発生・系統などが詳細に調べられ,その結果クラゲの幼生ではなくPlacozoaに所属する唯一の実在種で,しかも後生物共通の祖先とみなしうることなどが明かにされた。Trichoplax(センモウアメーバヒラムシ:新称)は世界的な珍奇種で飼育用水槽中以外から発見されたのは下田爪木崎が世界では2番目の記録である。
著者
川上 博士 鈴木 実平 藤原 正典 中嶋 純也
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会論文集 (ISSN:02884771)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.24-30, 2007 (Released:2006-12-25)
参考文献数
17
被引用文献数
2

The possibility and the mechanical properties of Al/Cu dissimilar bonding with liquefaction by the reaction diffusion in air were investigated at the temperature range between the melting point of aluminum and the eutectic temperature of Al-Cu system equilibrium diagram. The surface of each specimen was prepared by a simple preprocessing with the polishing and the cleaning by acetone. The Al/Cu dissimilar joint could be obtained by this bonding process in air. The bonding pressure is an important factor for this bonding process. The increment of bonding temperature and the decrement of oxygen concentration of air also promote solid state diffusion at Al/Cu interface. All bonded specimens in this study were fractured by the brittle fracture mode like cleavage fracture. The phases observed mainly in fracture surface is θ phase. The tensile strength of specimen bonded in air is similar with that of specimen by the diffusion bonding in vacuum.
著者
菓子野 元郎 漆原 あゆみ 児玉 靖司 小林 純也 劉 勇 鈴木 実 増永 慎一郎 木梨 友子 渡邉 正己 小野 公二
出版者
一般社団法人 日本放射線影響学会
雑誌
日本放射線影響学会大会講演要旨集 日本放射線影響学会第51回大会
巻号頁・発行日
pp.209, 2008 (Released:2008-10-15)

我々は、DMSOによる放射線防護効果が、放射線による間接作用の抑制ではなく、DNA-PK依存的なDNA二重鎖切断修復の活性化によりもたらされているという仮説の検証を行った。細胞は、マウス由来細胞のCB09、及びそのDNA-PKcsを欠損するSD01を用いた。DMSOの濃度は、1時間処理しても細胞毒性がなく、放射線防護効果が大きく現れる2% (256 mM)とした。DMSO処理のタイミングは、照射前から1時間とし、照射直後にDMSOを除いた。放射線防護効果については、コロニー形成法による生存率試験及び微小核試験法を用いて調べた。DMSO処理細胞により放射線防護効果が現れることが、CB09細胞の生存率試験により分かった。微小核試験においても、同処理により、微小核保持細胞頻度が有意に抑制された。これに対して、DNA-PKcs欠損細胞(SD01)では、同処理による放射線防護効果がほとんど見られなかった。DNA-PKの有無がDMSOによる防護効果の機構に関わる可能性が考えられるので、照射15分後から2時間後までDNA二重鎖切断修復の効率を解析した。その結果、DNA二重鎖切断部位を反映すると考えられる53BP1のフォーカスの数は、照射15分後ではDMSO処理により約10%減っていた。これに対し、照射2時間後ではDMSO処理により約30%のフォーカス数の減少が見られ、照射15分後よりも2時間後に残存するDNA二重鎖切断の方が、DMSO処理により大きく軽減されることが分かった。これらの結果は、放射線照射により誘発されたDNA二重鎖切断生成がDMSOにより抑制されるわけではなく、照射直後からスタートするDNA-PKcsに依存したDNA二重鎖切断修復機構がDMSOの照射前処理により効率よく行われている可能性を示唆している。
著者
菓子野 元郎 鈴木 実 木梨 友子 増永 慎一郎 小野 公二 渡邉 正己
出版者
一般社団法人 日本放射線影響学会
雑誌
日本放射線影響学会大会講演要旨集 日本放射線影響学会第50回大会
巻号頁・発行日
pp.231, 2007 (Released:2007-10-20)

放射線照射された細胞では、活性酸素種などの短寿命ラジカルが大量に生成し、それらがDNA損傷をはじめとする様々な障害を誘発すると考えられている。DMSOは、照射に伴い生成するヒドロキシラジカルを軽減させ、放射線防護効果を示すと理解されているが、DMSOの作用は多岐に渡るので、DMSO処理細胞が如何にして放射線防護作用を示すのかは、依然、不明な点が多く残されている。そこで我々は、細胞毒性と酸化ストレス抑制作用をほとんど示さない0.5% DMSOで処理された細胞の放射線防護効果について検討を行った。その結果、0.5%DMSOで処理されたCHO細胞は、放射線により誘発する微小核生成が抑制され、生存率の上昇が見られた。しかし、興味深いことに、Ku80を欠損し非相同末端結合能に異常を持ち放射線高感受性を示すxrs5細胞では、同様のDMSO処理により放射線防護効果が見られなかった。DNA-PKcs欠損マウス(Scid)細胞でも、DMSO処理による防護効果は見られなかった。このことは、DMSOによる放射線防護効果が、DNA二重鎖切断修復機構と関連していることを示唆している。さらに、DNA二重鎖切断部位を反映すると考えられる53BP1のフォーカス形成を調べたところ、照射15分後における53BP1フォーカス数は、0.5%DMSO処理細胞と未処理細胞で変わらなかった。一方、照射1時間後から2時間後にかけて、DSBの修復に伴う53BP1フォーカスの消失が見られたが、0.5%DMSO処理細胞の方が未処理細胞に比べ、その消失速度が早いことがわかった。これらの結果は、DMSOによる放射線防護効果が細胞内活性酸素種の軽減効果に起因するものではなく、非相同末端結合修復をはじめとするDNA二重鎖切断修復機能の活性化に起因している可能性を示唆する。
著者
小川 節郎 鈴木 実 荒川 明雄 荒木 信二郎 吉山 保
出版者
一般社団法人 日本ペインクリニック学会
雑誌
The journal of the Japan Society of Pain Clinicians = 日本ペインクリニック学会誌 (ISSN:13404903)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.141-152, 2010-05-25
参考文献数
15
被引用文献数
15

帯状疱疹の皮疹消褪後に3カ月以上痛みが持続している帯状疱疹後神経痛患者371例を対象に,プレガバリン150 mg/日,300 mg/日,600 mg/日(1日2回投与)を13週間投与したときの有効性および安全性を無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験にて検討した.いずれのプレガバリン群においても疼痛は投与開始1週後から速やかに軽減し,最終評価時の疼痛スコアは300 mg/日群および600 mg/日群ではプラセボ群に比べ有意に低下した.プレガバリンは痛みに伴う睡眠障害を改善し,アロディニアや痛覚過敏にも有効であることが示された.主な有害事象は浮動性めまい,傾眠,便秘,末梢性浮腫,体重増加などであった.これらの有害事象は用量依存的に発現頻度が高くなる傾向があったが,ほとんどが軽度または中等度であった.以上の結果より,プレガバリンは帯状疱疹後神経痛に対して有用性の高い薬剤であることが示された.
著者
田中 浩基 矢島 暁 筒井 裕士 佐藤 岳実 小野 公二 高田 真志 浅野 智之 櫻井 良憲 丸橋 晃 鈴木 実 増永 慎一郎 菓子野 元郎 劉 勇 木梨 友子 密本 俊典
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.128, 2010

京都大学原子炉実験所では硼素中性子捕捉療法用のサイクロトロン加速器を用いた熱外中性子源の開発を行っている。実機のインストールを平成20年10月に完了し、平成21年3月に施設検査合格、中性子発生試験を開始した。陽子電流は1mAを達成し、熱外中性子強度1×10<SUP>9</SUP>(n/cm<SUP>2</SUP>/s)を実験的に確認した。これまで原子炉で行ってきた臨床試験の中性子強度よりも高い熱外中性子束を得ることができた。
著者
中嶋 聡 松丸 詩琳 鈴木 実
出版者
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
雑誌
廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
巻号頁・発行日
vol.25, 2014

現在、実用レベルに達しているフロン類の分解技術では、有害な副生物の生成やランニングコストが高いこと等の問題があり、フロン類を安価でかつ環境に優しい方法で分解する技術の開発が期待されている。<br> 前述の背景から、我々は、バイオマスや廃熱をエネルギー源とする廃蒸気衝撃波を利用してフロン類を瞬時に分解する技術を開発することを目指している。本研究では、標準型及び爆轟駆動型衝撃波管を用いて、処理温度、試料ガス中水蒸気濃度を主な変更パラメータとしてフロン類の系統的な分解試験を実施中である。<br> 標準型衝撃波管を用いて、フロン12の分解試験を実施した結果、処理温度約950Kで最大62vol.%の分解率が得られ、爆轟駆動型衝撃波管を用いた場合、処理温度約3400Kで最大99.9vol.%の分解率が得られた。また、水蒸気添加率の増加に伴ってフロン12の分解率が顕著に増加することがわかった。
著者
香川 靖雄 西沢 正豊 鈴木 実 宮武 正 浜本 敏郎 後藤 公彦 本永 英治 泉川 寛元 平田 晴男 海老原 昭夫
出版者
Center for Academic Publications Japan
雑誌
Journal of Nutritional Science and Vitaminology (ISSN:03014800)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.441-453, 1982 (Released:2009-04-28)
参考文献数
33
被引用文献数
164 230

Japanese are unique among the peoples of developed count-ries in having a high intake of eicosapentaenoic acid (C 20:5) from fresh fish and this may in part contribute to their low incidence of cardiovas-cular diseases. Mass spectroscopic analyses of eicosapolyenoic acids (C 20:3, C 20:4 and C 20:5) were carried out on the serum of aged persons living on Kohama island in Okinawa and known to have the lowest incidence of cardiovascular diseases in Japan. All but 4 of the 77 persons examined (73.94±7.81 years old) led active fishing-farming lives. The total amount of eicosapolyenoic acids in the serum of persons on Kohama island (46.77±7.46 mg/ 100 ml) was higher (p<0.001) than that in people on mainland Japan, owing to the higher intake of fresh fish (147.7g/day). A positive correlation (p<0.01) was found between serum C 20: 5 concentration (6.82+2.54 mg/100 ml) and high density lipoprotein concentration (55.38±13.83 mg/100 ml). In addition, there were positive correlations (p<0.01) between serum C 20: 3 concentration (6.58+1.61 mg/100 ml) and total cholesterol (188.60±32.30 mg/ 100 ml), and triglyceride and skinfold thickness. The blood pressure level (p<0.01), incidence of abnormal ECG (p<0.05), and salt intake (6.2-8.3g/ day) estimated from urinalysis, were all lower than the average figures for Japanese of similar ages. No persons examined showed Q-wave on ECG. The percentage of smokers and drinkers were similar for Kohama island and mainland Japan.
著者
小川 雄司 川上 博士 鈴木 実平 尾崎 仁志 沓名 宗春 井上 裕喜 齋藤 清隆
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
生産加工・工作機械部門講演会 : 生産と加工に関する学術講演会
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.265-266, 2014

Indirect laser peening is a new laser peening technique and modifies the mechanical properties of the surface of the substrate. Metal sheet protects the substrate surface from heat affect by a plasma with laser irradiation. Because the metal sheet absorbs laser energy and reduces the peening efficiency, the features of indirect laser peening for several aluminum alloys were investigated in this study. The changes of mechanical properties by indirect laser peening were discussed by the comparison to the mechanical properties of as-received state.
著者
ヌル サイフラ ビン カマルディン 鈴木 実平 川上 博士
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会全国大会講演概要 平成19年度秋季全国大会
巻号頁・発行日
pp.168, 2007 (Released:2007-10-23)

アクリル板のレーザ切断溝の形状におよぼす切断速度、レンズ焦点距離の影響を検討した。次に限界切断速度におよぼす焦点距離および板厚の影響を定量的に明らかにした。カーフの入口側の幅はほぼレンズの焦点距離によって決まり、切断速度の影響は少ない。全体のカーフ形状は切断速度によって変化する。
著者
川上 博士 西河 厚志 吉村 幸治 駒田 将樹 鈴木 実平
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会論文集 (ISSN:02884771)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.21-28, 2017
被引用文献数
1

The properties of rotating tool spot joining joints with different rotating tools by the combination between the shoulder diameter and the probe length were investigated in this study. The shoulder diameter of rotating tool affects the tensile strength of the joint significantly. An oversize shoulder diameter decreased the joint strength. The probe length affects more the fracture mode than the joint strength. Interface fracture mode occurred with a rotating tool of short probe length. Plug fracture occurred with a rotating tool of long probe length. Rotary motion of restricted area in the joining interface by the rotating tool was confirmed by displacements of the joining interfaces. Rankin vortex was observed on the joining interface by velocity distribution of rotary motion of joining interface. Al oxide film layers were formed spirally on upper joining interfaces
著者
荒木 啓司 日比野 有 鈴木 実
出版者
一般社団法人 日本風工学会
雑誌
日本風工学会誌 (ISSN:09121935)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.10-16, 2015-01-31 (Released:2015-05-22)
参考文献数
44
被引用文献数
1 1