著者
鈴木 達朗
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.508-512, 1982-05-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
20

戦後の光学設計は微分補正法から始まり,次いで電子計算機の発展に伴い自動設計へと続いた.自動設計では,まず単一評価関数なるものが考えられた.これは,例えば収差の螢乗和といったものであり,これを最小にするように,各屈折面の曲率半径,間隔,屈折率,分散等を決めるものである.この最小化の方法として各種の方法が提案された.また個々の収差をそれぞれ独自に指定された値,あるいは範囲の中に収めようとする方法も提案された.これら種々の提案に対して実験,実用化の工夫が続けられ,今日に至っている.さらに評価関数自体の見直しなども行なわれた.
著者
加藤 誠 鈴木 達朗
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.36, no.11, pp.903-907, 1967 (Released:2009-02-09)
参考文献数
7

The process of producing the hologram of an incoherently illuminated object and that of obtaining the reconstructed image from the hologram are described mathematically based on the Fresnel-Kirchhoff diffraction integral. Formulas are given which represent the magnification, posi-tion and separation of the reconstructed images. Distortion term does not appear in the case of incoherent holography. The condition for obtaining Fourier transform holograms is outlined. A system consisting of two spherical mirrors and a beam splitter is proposed.
著者
鈴木 達朗
出版者
応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.222-224, 1966-03