著者
中村海 本庄勝 橋本真幸 三島浩路 黒川雅幸 吉田俊和 長谷川亨
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.27-29, 2013-03-06

近年、中高生の間で発生するソーシャルメディアを使ったネットいじめが問題となっている。ソーシャルメディア上でのネットいじめは、旧来のいじめ対策同様、教師が中高生の間で発生したトラブルに介入し、人間関係改善のための指導をすることが有効であることから、対面での友人関係に加え、ソーシャルメディア上での人間関係やその変化を知り、ネットいじめの発生や予兆を検出することが必要となる。筆者らは中高生を対象としたソーシャルメディア上での人間関係を推定するフレームワークについて検討を進めてきた。本稿では、本フレームワークに基づいた「ネットいじめ防止ツール」の実装について報告する。
著者
阿野 茂浩 長谷 川亨 山崎 克之 加藤 聡彦 鈴木 健二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会秋季大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1994, no.2, 1994-09-26

一般的に、FR回線上のフレームをATM回線上のセルに変換する方式には、1つのフレームを受信後、フレーム全体をセル化してATM回線へ送出するメッセージモードと、フレームを1セル分受信次第、順次セル化して送出するストリーミングモードの2つの方式が考えられている。筆者らはこれまでに、複数FR回線からATM回線への多重化装置におけるフレームの送出待ち時間などについて、両方式の比較を行った。セル化方式の検討を進めるためには、ATM網内において多重化が行われた場合の特性を比較することが重要である。そこで本稿では、複数の多重化装置からのATM回線が、ATMノードでセル多重化された場合のセル損失率とフレーム損失率について、シミュレーションにより両方式を比較した結果について述べる。