- 著者
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加藤 玲大
馬 青
村田 真樹
- 雑誌
- 研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:21888779)
- 巻号頁・発行日
- vol.2016-NL-228, no.10, pp.1-6, 2016-09-22
本稿は,深層学習の手法である Deep Belief Network (DBN),Stacked Denoising Autoencoder (SdA) を用いて,QA サイトに投稿された質問文のカテゴリ分類について述べる.カテゴリ分類における DBN と SdA の有効性を確認するため,多層パーセプトロン (MLP),サポートベクターマシン (SVM) をベースライン手法とし,分類精度の比較を行った.次元数の異なる入力データを 2 種類用意し,入力の次元数の違いにおける分類精度の比較を行った.機械学習手法のパラメータの最適化にはグリッドサーチを行うことにより決定した.実験の結果,SdA が最も精度が高かった.また,入力が高次元の時,DBN,SdA ともに分類精度がベースライン手法より高かった.さらに,入力の次元数を増やすことが深層学習の精度の向上に有効であることが確認できた.