著者
高久 英徳 五十嵐 康博 清原 博光 大山 和幸 黒澤 篤 齋藤 真里子 宮根 和弘 平松 美裕子
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.125-130, 2007-02-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
9
被引用文献数
1

北海道の一養豚場の豚が2002年および2003年に市販の豚コレラELISAキットで抗体陽性と判定されたが, 病性鑑定の結果から豚コレラの発生は否定的と考えられた. ELISAで抗体陽性と判定された豚はすべて豚コレラワクチン未接種であったので, 豚コレラウイルス (CSFV) と同じペスチウイルス属の牛ウイルス性下痢ウイルス (BVDV), ボーダー病ウイルス (BDV) を指示ウイルスに交差中和試験を行い, 当該豚に感染したペスチウイルスの特定を行った. その結果, BVDV NOSE株に対する抗体価がCSFVに対するそれよりも著しく高かった. これらの成績と豚と牛が過去に間接的に接触する機会があったという疫学調査の結果から, ELISAで抗体陽性と判定された豚は過去にBVDVに感染したものと考えられる. 本成績から, 豚コレラの診断においては豚へのBVDVおよびBDV感染も考慮する必要があることが示された.
著者
齋藤 真里 大村 和典
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. HI,ヒューマンインタフェース研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.69, pp.9-16, 1996-11-15
参考文献数
6
被引用文献数
2

目標が不明確な情報探索行動をモデル化するために, 情報探索の課題を用いた心理実験を Thinking Aloud 法で行った. この実験の課題で得られた発話を分析し, 目標が不明確な情報探索行動には,「情報の取捨選択を行うプロセス」と「目標を明確化するプロセス」が存在することがわかった. また, 探索目標が構造化されていくパターンが見いだされた. ここでは, この二つのプロセスが探索行動でどのように機能しているかを表すモデルを提案する, また, この二つのプロセスと, 情報探索行動における動機付けの要因である「達成感」と「目標の明確化」との関連性が示唆された.