著者
山岸 美穂 松本 孝 池田 啓一 山倉 文幸 Miho YAMAGISHI Takashi MATSUMOTO Keiichi IKEDA Fumiyuki YAMAKURA
出版者
昭和女子大学近代文化研究所
雑誌
学苑 (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
no.782, pp.53-56, 2005-12

トリプトファンとペルオキシナイトライトを反応させてからすぐに逆相HPLCで分離させ,ニトロソ化物,ニトロシル化物等不安定な物質を同定することや,前報でトリプトファンの方がチロシンよりも未確認の生成物が多く検出されたということから,これらの未確認生成物を同定することを目的として,実験を進めた。その結果,キヌレニン,7-ニトロトリプトファン,6-ニトロトリプトファン,4-ニトロトリプトファン,5-ニトロトリプトファンが確認された。また,反応直後と数日後の比較から,報告にあるニトロソ化物,ニトロシル化物以外の,不安定な生成物が確認された。
著者
山岸 美穂 Miho Yamagishi 作新学院大学人間文化学部
出版者
作新学院大学人間文化学部
雑誌
作新学院大学人間文化学部紀要 = Bulletin of The Faculty of Human and Cultural Sciences Sakushin Gakuin University (ISSN:13480626)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.13-38, 2004-03-30

現代社会において、若者のまちづくりへの参加・参画、若者のボランティア活動への参加・参画が注目されている。そもそもまちづくりとは何か。宇都宮市および栃木県では、若者のどのようなまちづくりへの取り組みが見られるのか。ここでは、2003年4月に作新学院大学人間文化学部に開設された、作新学院大学人間文化学部リエゾンオフィスでの学生との活動を中心に、若者とまちづくりの関係、および、若者の地域社会への参加・参画の意義を述べる。教育とは人間の可能性と能力が外に引き出されることであり、人間と人間との双方向的な他者に対する働きかけである。人と人との触れ合いのなかで人間形成が行われるが、目に触れるもの、耳に触れるもの、手で触れるものなど、このような世界との触れ合いによっても、人間形成は行われる。学生との地域社会でのさまざまな取り組みを紹介しながら、生きた教育実践とまちづくりの関係を明らかにしたい。