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文献一覧: NAQASH J&K Rashid Y (著者)
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OA
チベットートランスヒマラヤ高山草原における生態系保全型放牧システムに関する研究
著者
長谷川 信美
西脇 亜也
平田 昌彦
井戸田 幸子
飛佐 学
山本 直之
多炭 雅博
木村 李花子
宋 仁徳
李 国梅
SCHNYDER HANS
福田 明
楊 家華
郭 志宏
李 暁琴
張 涵
李 海珠
孫 軍
宋 維茹
ガマ デチン
NAQASH J&K Rashid Y
KUMAR Ravi
AUERSWALD Karl
SCHÄUFELE Rudi
WENZEL Richard
梶谷 祐介
小田原 峻吾
平川 澄美
松嶺 仁宏
佐野 仁香
長谷川 岳子
坂本 信介
樫村 敦
石井 康之
森田 哲夫
出版者
宮崎大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-11-18
中国とインドにおいて、放牧方式の違いが高山草原生態系へ及ぼす影響について調査を行った。東チベット高原では、暖季放牧地が寒季放牧地よりも植物種数が多く、種数密度と地上部現存量は低かった。土壌成分は、2012年と2004年間に差はなかった。牧畜経営では、ヤクが財産から収入源への位置づけに移行する動きが見られた。また、クチグロナキウサギの生息密度と植生との関係について調査した。インドの遊牧民調査では、伝統的な放牧地利用方法により植生が保全されていることが示された。衛星画像解析では、植生は日射、気温、積雪日数等に左右され、経年的な劣化も示された。ヤク尾毛の同位体元素組成は地域と放牧方式等で異なった。