- 著者
- 木場 貴俊
- 出版者
- 国際日本文化研究センター
- 雑誌
- 日本研究 = NIHON KENKYŪ (ISSN:24343110)
- 巻号頁・発行日
- vol.60, pp.159-192, 2020-03-31
狩野派で主に描かれてきた、化物の名称と容姿を個別に並べた「化物尽くし絵巻」と総称される絵巻(狩野派系統本)は、江戸文化特有の作品である。その系譜上に位置付けられる、国際日本文化研究センター所蔵『諸国妖怪図巻』(長岡多門作、18 世紀以降 以下、日文研本)は、詞書(ことばがき)がある狩野派系統本として珍しい作品である。本論は、『諸国妖怪図巻』とそれと関係する詞書がある二巻の絵巻、作者不明『化物尽くし絵巻』(國松良康氏所蔵、18 世紀以降 以下、國松本)と作者不明『怪奇談絵詞』(福岡市博物館所蔵、江戸末期~明治時代)を比較することで、各絵巻の特徴や関連性を考察したものである。
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｢絵巻物データベース｣『諸国妖怪図巻』https://t.co/C88B7PNLy2
「<研究ノート>国際日本文化研究センター所蔵『諸国妖怪図巻』をめぐって : いわゆる「化物尽くし絵巻」に関する一考察」https://t.co/HIo1SLfLdC
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#菅部のアウトプット
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今日公開された木場貴俊センセイの「<研究ノート>国際日本文化研究センター所蔵『諸国妖怪図巻』をめぐって : いわゆる「化物尽くし絵巻」に関する一考察」をほくほくしながら見ています。知らない妖怪がぞろぞろ出てくる！！
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『諸国妖怪図巻』の翻刻が載ってる！
https://t.co/gjLxWei02o
日文研の発刊雑誌がPDFで閲覧可能。
読みだしたら時間がいくらあっても足らなそうだけど
とりあえず「化物尽くし絵巻」に関する一考察あたりから。
https://t.co/5RY370D1jE