出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1222, pp.50-53, 2003-12-22

「作戦変更だ」——。アーティストハウスの河村光庸みつのぶ社長は、そうつぶやいた。 12月1日、東京ドーム。ロシアの2人組女性歌手「t.A.T.u.(タトゥー)」のコンサートは散々だった。前売りチケットが売れず価格が暴落していたので覚悟はしていた。案の定、会場は閑散としたもの。東京ドーム始まって以来の「ガラガラ」記録を塗り替えた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1717, pp.30-32, 2013-11-25

10月中旬。一般の市民にはあまり知られていないが、建設業界では五輪競技場の整備を巡る受注合戦の火蓋が静かに切られた。対象は東京都調布市の「武蔵野の森総合スポーツ施設」。
出版者
日経BP
雑誌
日経ビジネス = Nikkei business (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.2086, pp.34-37, 2021-04-12

3月半ばまでは、来店する子供たちにマスクを無償で配りながら時々店を開けていた。毎年花粉症に悩まされてきた村山さんはシーズン前にマスクをまとめ買いするのが慣例。世間のマスク不足を知り、少しでも子供たちの役に立ちたいとも思ったという。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1908, pp.92-94, 2017-09-18

1回の充電で走れる航続距離が400kmに延びた新型EV「リーフ」。通勤やちょっとした買い物など日常生活で使う分には十分な性能だ。実現させたのは、大幅に性能が向上した車載電池だけではない。走行時に受ける空気抵抗をどれだけ減らすことができるか。
著者
平田 正源
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1290, pp.114-117, 2005-05-09

民主党の公認候補として、福岡2区で衆院統一補欠選挙に立候補しました。4月24日に行われた投開票の結果、落選しました。私を支持してくれた有権者の方々に感謝いたしますと同時に、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。 自民党からは、首相補佐官の山崎拓氏が出馬しました。
著者
佐藤 正明
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.976, pp.9-11, 1999-02-01

トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、三菱自動車工業、そしてマツダ。日本を代表する自動車メーカー5社の運命は、1979年に決まったように思えてならない。20年前といえば、イラン革命に端を発した第2次石油ショックが発生した年である。 日本経済は73年秋に発生した第1次石油ショックで、高度経済成長に別れを告げた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1189, pp.32-35, 2003-04-28

4月25日、都心に新しい街が誕生した。「六本木ヒルズ」——。再開発の対象となった街全体の面積は11.6ヘクタール、東京ドームのグラウンド8つ分という広大な敷地だ。そこに、オフィスや住宅、商業施設が立ち並ぶ。 昨年9月、東京・丸の内に誕生した新生「丸ビル(丸の内ビルディング)」には開業から半年で全国から1320万人が押し寄せた。
著者
橋本 聖子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1534, pp.145-148, 2010-03-29

早いもので、バンクーバー冬季五輪が閉幕してから1カ月が経ちました。私は日本代表選手団の団長として開幕前に「メダル10個の獲得」を目標に掲げていました。10個は冬季五輪で過去最多だった1998年の長野大会のメダル数です。長野以上の成績を出すことを目標に大会に臨みました。 17日間にわたり実施された全7競技、86種目のうち、日本代表選手団は6競技、61種目を戦い抜きました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1800, pp.10-13, 2015-07-20

2009年に発覚したインドIT大手サティヤム・コンピュータ・サービスの粉飾決算事件。創業者のラマリンガ・ラジュ会長は10億ドルの利益水増しを告白した取締役会宛ての書簡の中で、粉飾金額が膨らみ続けていった時の絶望的な心境をこうつづった。 背から降りれ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1693, pp.8-11, 2013-06-03

理論的支柱で内閣官房参与の浜田宏一・米エール大学名誉教授をはじめ、産業競争力会議の民間議員を務める竹中平蔵・慶応義塾大学教授、内閣官房参与の本田悦朗・静岡県立大学教授、西村康稔・内閣府副大臣がメンバーに固まった。現地で投資家などを集め、ア…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1514, pp.58-60, 2009-11-02

今年3月から東京都内で一人暮らしを始めた27歳の会社員、小島健二さんは中国海爾集団(ハイアール)製品の購入動機をこう話す。98リットルの小型冷凍冷蔵庫(約2万2000円)と5kgの全自動洗濯機(約2万円)を揃え、「機能も十分で使いやすい」と満足している。 中国大手家電メーカーのハイアールが、機能を絞った低価格な洗濯機と冷蔵庫で着々と販路を広げている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.967, pp.46-48, 1998-11-23

今年9月23日、東京・竹芝の旧国鉄工場跡地に建てられた「JR東日本アートセンター/四季劇場[春][秋]」で、盛大な竣工しゅんこう記念式典が開催された。約30億円を投じて2つの舞台を持つ同劇場を建てたのは、今年創業45周年を迎えた劇団四季(浅利慶太代表)だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1394, pp.8-12, 2007-06-04

5月下旬、4月には持ち直していた内閣支持率が再び下落した世論調査の結果が相次いで出た。公的年金のずさんな記録管理によって実に5000万件もの払い主が分からない事態が起こり、国会が紛糾したことなどが大きなダメージを与えたと見られている。 そこに起こった松岡利勝・農林水産相の自殺。現職閣僚の自殺は戦後初めてのことだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1696, pp.105-107, 2013-06-24

「(最大都市)ヤンゴンでこそクルマや出版物の増加といった変化が見られるが、改革3年目に突入したのに国民の70%以上が住む貧しい地方は改革の恩恵を感じていない」と現政権の改革のペースが遅いと批判、特に若者の失業問題が喫緊の課題だと続けた。 「私…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1886, pp.42-46, 2017-04-10

スー・チー氏を中心とした新政権が誕生したミャンマーで、日本企業が攻勢を強めている。インフラや政治体制など投資リスクは大きいが、その先には未開の市場が待っているからだ。キリン国軍関係と提携シェア8割占有 最大都市ヤンゴンの中心部から車で北へ約30…
出版者
日経BP
雑誌
日経ビジネス = Nikkei business (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.2083, pp.92-94, 2021-03-22

そうしたなかで普及が進んでいるのが顔認証機能だ。万引きは一度手を染めると、何度も繰り返す再犯率が高いとされる。常習犯や、要注意人物など事前に登録しておいた人物が来店し、カメラに映るとシステムが検知することで従業員や警備員らのスマートフォン…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1966, pp.28-33, 2018-11-12

「ギャングのメンバーだったことがあるか」「何度も服役しているか」といった犯罪にまつわる個人情報を収集・解析し、要注意人物をリストアップする。リストに載った人物は自宅を訪問するなどして監視下に置く。ノルト警視は「治安の悪い地区では、監視カメ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1392, pp.96-99, 2007-05-21

5月7日昼過ぎ、東京・五反田にある映像編集スタジオ。ひんやりと冷房の利いた薄暗い編集室から、トレードマークのカウボーイハットを目深にかぶった男が現れた。 中野裕之氏、49歳。映画やコマーシャル、歌手の今井美樹や布袋寅泰、DREAMS COME TRUEなどの音楽ビデオまで幅広い作品を手がける映像作家である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1118, pp.54-58, 2001-11-26

「定量分析で経済的な損失を生むという結果が出た場合は、外部の提携を含めて開発しない」 世界最大級の製薬会社、米メルクのベン・シャピロ上級副社長は、先行きを読みにくい医薬品開発でリスクを軽減するために、定量分析の判断を意思決定に活用していることを明かす。 「生きている間に、このような会社にしたい」 武田薬品工業の武田國男社長をはじめ、多くの製薬会社が…