著者
長原 脩策 小林 義和 信時 三郎 高木 俊彦
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:03743470)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.104-110, 1972-02-01
被引用文献数
1

同時式の単管カラーカメラを構成するには, 何らかの方法で撮像管面を多重化して使用することが必要である.多重化の方法としては, (1)位相多重, (2)周波数多重の2つがある.著者らはリレーレンズと2枚のストライプフィルターを用いた周波数多重化方式について開発を行なってきたが, さらに簡易化するために色分解フィルターを内蔵したFICビジコンを開発した.ここでは周波数多重化単管カラーカメラ方式の概要と, FICビジコンを用いて試作した新しいカメラについて記述する.
著者
石井 通義
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:03743470)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.94-98, 1970-02-01

郵便物のあて書きを郵便番号とし, これを自動的に読取り区分けする装置の開発については, 昭和40年度から基礎的な研究に着手し, 各所に改良を加え, 現在, 文字読取装置の光電変換装置として, 光学技術上, 最も有望とされているビジコンおよびフライングスポットスキャナーの2方式につき, 実用化をみることができたので, その開発経緯などにつき, 順をおって体験を述べる.