出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1055, pp.54-59, 2011-05-02

千葉県に住むY氏の自宅は、停電時でも照明が消えることがない。2011年3月にあった計画停電のときは、周囲が真っ暗になる中、1軒だけ煌々と照明が点灯していた。これを不思議に思った近所の人は、Y氏の玄関のチャイムを鳴らして理由を聞いた。 秘密は蓄電池にある。住宅に容量1.57kWhの三洋電機製Liイオン2次電池を備えているのだ(図1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.886, pp.223-227, 2004-11-08

これが,流言飛語のたぐいでないことはすぐに分かった。パソコン業界の「賢人」が集うTechnical Working Group(TWG)で議長を務める米IBM Corp.のAlan Bellが中心となり,「マクロビジョン方式」と「CGMS—A方式」の導入反対を表明しているというのだ。 なぜ,今になって——。DVDのコピー防止方式にメドが付いて安心しきっていた山田には,まさに寝耳に水だった。
著者
Movellan Junko
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1139, pp.22-25, 2014-07-21

いずれのDIYキットも、必要な機器と部材がセットになっている。例えば、多結晶Si型太陽電池モジュールやインバーター、架台、ケーブル、モニタリング用無線通信機器などである。これらを標準品としてキット化することで、従来のシステムに比べて「約40%のコ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.736, pp.125-129, 1999-02-08
被引用文献数
1

日本アイ・ビー・エム(IBM)が1998年7月に発売した音声認識ソフトウエア「ViaVoice98」。発売以来半年で出荷本数は30万本を超え,「パソコンの音声認識といえばIBM」というイメージを定着させた。従来製品と違い,単語ごとにいちいち区切って発声する必要はない。音声ワープロとして,ほぼ実用レベルに達したといえる。 「きてよかったなぁ」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1037, pp.95-101, 2010-08-23

2006年のある日。知的財産投資会社の米Intellectual Ventures Management, LLC(IV社)に,さまざまな分野の専門家が集まっていた。同社で恒例となった,将来技術について議論する会議「invention session」を開催するためだ。IV社の二人の創業者が共に米Microsoft Corp.出身ということもあってか,会議室にはBill Gates氏の姿もあった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1041, pp.34-39, 2010-10-18

カカクコムが運営する価格比較サイト「価格.com」。商品の実売価格や使用感の評価に敏感な消費者が多く集まる同サイトで,2009年12月ごろから利用者の関心が高まっている通信機器がある。移動通信を使ったインターネット接続機能と,無線LANルータ機能を備えた携帯型の通信機器「モバイル・ルータ」だ(図1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1011, pp.69-74, 2009-08-24

「本格的なモバイル・ブロードバンド時代の幕が開いた」(UQコミュニケーションズ 代表取締役社長の田中孝司氏)。 2009年は,実効10Mビット/秒級の移動体通信サービスが続々と登場する年となった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.998, pp.44-53, 2009-02-23

USB 3.0と,現行仕様であるUSB 2.0との大きな違いは,最大データ伝送速度である。5Gビット/秒と,USB 2.0の480Mビット/秒から10倍以上に引き上げた(図1)。 高速化により,外部記憶装置とのデータ転送にかかる時間を短縮できる。「外付けHDDでユーザーが重視するのは,記録容量と価格,それにスピード」(バッファロー)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.752, pp.134-139, 1999-09-20

日本の電子技術者の多くは,日常業務の一環として特許を考案し,出願している(図1)。企業は,業務の一環として考案された特許について,技術者から権利を譲り受ける。特許報酬制度は,譲り受けた特許に対して金銭的な補償をするために,ほとんどのエレクトロニクス・メーカが導入している制度である注1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.830, pp.69-76, 2002-09-09

シャープは2002年3月,そして同8月にノート・パソコン「Mebius MURAMASA」の新シリーズを相次いで発売した。これらのノート・パソコンのウリは,厚さが16.6mmと薄いこと。これが消費者にウケている。 そして新シリーズでは新しい特徴がもう1つ,こっそりと付け加えられた。それは消費者には見えないが,他の機器メーカーには大きなインパクトを与えている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1122, pp.34-39, 2013-11-25

Samsung社の「GALAXY Gear」は、スマートウオッチの中でも特に搭載機能が多い(図1)。競合製品と比較して際立った機能は二つある。一つは、通話できること。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1156, pp.71-74, 2015-06

米Apple社が、いわゆる「スマートウオッチ」と呼ばれる腕時計型端末「Apple Watch」を2015年4月24日に発売した。BluetoothでiPhoneと接続し、iPhoneにメールや電話の着信があるとApple Watchに通知が届く。予定も通知する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1063, pp.34-43, 2011-08-22

2011年5月末、ソニーのある"特命組織"がその役割を果たし、解散の日を迎えた。組織の名は、「東北地方太平洋沖地震対策室」。通称、「War Room」(作戦司令室)と呼ばれる。同社が取り扱う部品/部材の安定調達を図る目的で、震災の数日後に同社の調達本部内に設置された(図1)。
著者
清水 洋治
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1153, pp.116-121, 2015-03

では、内部の構造や部品を詳しく見ていこう。スマートフォンなどの場合、基本的にユーザーが分解しないことを前提にしているため、特殊なネジがよく使われる。例えば、ネジ穴が三角だったりするネジだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1040, pp.32-39, 2010-10-04

「以前のような『上げ膳据え膳』の関係では,部品を安定的に調達できなくなる。部品メーカーとの新たな関係構築が必要不可欠だ」(ソニー 業務執行役員 SVP 調達本部 本部長の高野瀬一晃氏),「長期契約や事前支払いなどの関係構築を結んでいる機器メーカーは問題ないが,『いつでも安く買える』と考える機器メーカーはDRAMの調達に苦労するだろう」(大手DRAMメーカーの経営トッ…
著者
Armstrong Tony
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1047, pp.83-90, 2011-01-10
被引用文献数
1

ここ最近,急速に注目度が高まっている「エネルギー・ハーベスティング」。熱や光,振動など身の回りのエネルギーを電力に変換できるというこの技術に,さまざまな業界から関心が寄せられている。なぜ今,期待が集まっているのか。そして,広い普及への課題とは何か─。電源ICなど,エネルギー・ハーベスティングの周辺部品を提供するLinear Technology社が,業界動向を解説する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1097, pp.32-39, 2012-12-10

書名は『アイデアのつくり方』。米国の広告業界で活躍したJames W. Young氏が約70年前に記した名著である。 どうすれば新しいアイデアを発想できるか─。書名の通り、Young氏の体験談に基づく発想法を極めて簡潔に解説している。発想力を巡る悩みは古くからの普遍的な命題だ。それと同時に、業績不振にあえぐ国内エレクトロニクス・メーカーの「今」を表す。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1123, pp.71-74, 2013-12-09

GPS腕時計「セイコー アストロン」の開発(第1回)GPS衛星からの電波を利用して正確な時刻を取得するGPS腕時計「セイコー アストロン」。その名称は、過去に時計の精度に革命を起こした、ある製品に由来している。(写真:セイコーウオッチ)「アストロンしか…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.840, pp.96-107, 2003-02-03

日本で生まれ,日本の消費者が育てたデジタル家電がついに世界市場へとはばたく。日本の電子産業における新たな柱となったデジタル家電が,米国へ,欧州へ,そしてアジアの他国へと飛び出す。パソコンのように他国から入ってきた製品とは違い,日本がイニシアチブを握れる可能性が高い。