著者
岸谷 和広
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.69-85, 2011-12-25

本稿では,リテラシー概念をインターネット媒体へ適用することを目的とする。近年,インターネット利用に関する研究が進展すると同時に,インターネット利用自体もユーザーの経験が積み重なるにつれて利用の仕方に多様性を孕むようになった。その結果,当初考えられていた利用像とは異なりつつある。それゆえ,当初想定されていた利用像に従って今までの研究が進められているために,インターネット利用が日常化する現在において利用のあり方それ自体をあらためて検討する必要があると言えよう。同時に,スマートフォン等の新たな端末の登場は,パソコンや携帯電話など端末の相違を解消させるため,端末それ自体に依存しない,もしくは横断する理論的な概念,そしてその展開が必要とされていると言えよう。まず始めに,メディア利用研究を理解することで,ネット・リテラシー概念の必要性を確認する。その次に,リテラシー概念を理解することで,ネット・リテラシー概念への応用を検討し,ネット・コミュニケーション・リテラシー,ネット・操作リテラシー,ネット情報に対する懐疑的な態度の3つの必要性を論じる。その後,実証研究に向けて展望を論じることにする。
著者
加藤 義忠
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.21, no.5, pp.375-387, 1976-12-25
著者
遠山 嘉博
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3-4, pp.323-352, 1992-10-25

寺尾晃洋教授古稀記念特集
著者
外島 健嗣 高屋 定美
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 = The business review of Kansai University (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.99-111, 2005-04

本研究は,ジャスダック市場に流動性向上を目的に導入されたマーケットメイク(MM)制度が,株式の流動性にどのような影響を与えたのか分析したものである。まずMM銘柄選定前後の日次ベースでの修正MI係数の平均を求め,その数値を比較して分析し,また検定統計量を求め,有意水準5%で統計分析した。その結果,全対象銘柄中7割の銘柄で流動性が向上したと評価できるという結論が出た。一方で,分析対象銘柄中2割の銘柄で,5%水準で有意に流動性が低下したという結果が出た。これらから,MM制度導入は必ずしも全ての銘柄で流動性が向上するわけではないということが分かった。ジャズダックは2004年10月に取引所へ移行し,MM制度を売買の中心に据えて市場の特色を打ち出すことを方針としていることから,MM制度の更なる改革が望まれる。
著者
伊藤 健市
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.19-72, 2017-12-25
著者
三谷 真
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3-5, pp.678-690, 1986-11-04

創立百周年記念 特輯
著者
中間 敬弌
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4-5, pp.537-560, 1995-12-25

廣田司朗教授古稀記念特集
著者
英 邦広
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.21-35, 2019-03-10

JSPS科研費『非伝統的金融政策実施による所得・消費格差に関する研究』(16K17149),『金融政策正常化を規定する社会経済的要因を考慮したマクロ経済分析:理論・実証・歴史』(16H03618)からも研究助成を一部受けた。
著者
關西大學商學會 [編輯]
出版者
關西大學
巻号頁・発行日
1955