- 著者
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水戸 康夫
進本 眞文
- 出版者
- 九州共立大学
- 雑誌
- 九州共立大学経済学部紀要 (ISSN:13402641)
- 巻号頁・発行日
- vol.100, pp.61-75, 2005-03-30
山岸・清成・谷田(2002)は,「安心」ゲームと誤解することが,協力に対応する選択を行なう主たる理由であるとしているが,実験1より山岸・清成・谷田(2002)の分析に疑義を持たざるえないことを指摘した。また,「負けることの忌避」動機による「選択B」の選択が,「安心」ゲームと「チキン」ゲームで4分の1程度となっている。このため,合理的な選択であることを認識していても,選択しない被験者が4分の1程度存在することを明らかにする。