著者
宇原 郁世
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.526-535, 2002-03-01

1997年の学校図書館法「改正」や東京都の学校司書制度「見直し」,さらにはボランティアの進出など,学校図書館職員をめぐる状況は混沌としており,めざす職員像についてもいまだに関係者の共通理解は図れていない。一方,近年進んでいる小中学校図書館への「人」の配置に大きな役割を果たしてきたのが住民たちを中心とする運動である。市民たちは,なぜ学校図書館の充実・なかでも人の配置を強く求めたのか。また,現場の学校図書館員たちは自らの仕事をどのようなものと考えてきたのか。ここ10年ほどの当事者の発言をひろうことで,学校図書館制度を議論する際の参考にしたい。
著者
広庭 基介
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, 1958-10
著者
土出 郁子 呑海 沙織 大学図書館研究グループ
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.158-168, 2010-07-01
被引用文献数
1

特集・第51回研究大会グループ研究発表
著者
章 騫
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.59, no.6, pp.366-370, 2008-03-01

ヒューマン・リソースは図書館の最も重要な資源であるが,図書館事業の順調な発展を維持するためには合理的な人材育成体系を確立する必要があり,そのことは図書館立法の大切なポイントでもある。また,この様な体系を作るためには,図書館におけるヒューマン・リソースに対する分析も少なからず求められる。本論文では,図書館という特殊な部門にどのような人材が必要なのか,またその必要に応えて,どのように完全な人材育成ルートを構築すべきか,一つの探索を行う。