7 0 0 0 OA 朝日新聞における皇族の呼称および待遇表現の変遷 : 甯子内親王・眞子内親王を例に
- 著者
- 松本 敦
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.10, pp.52-67, 2014-03-01
7 0 0 0 OA コソ已然形節から逆接コソスレ節へ
- 著者
- 江口 匠
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学
- 巻号頁・発行日
- no.14, pp.21-46, 2018-03
本稿では、現代日本語共通語に見られる逆接表現形式「こそすれ」「こそあれ」「こそなれ」(併せてコソスレ類)の実態と成立について考察した。これらは古典語コソ已然形節の残存形式とされる程度で、一部の方言研究を除けばほとんど研究されていない。 結論は以下の6 点である。(1)コソスレ類の前接語には生産性が十分に見受けられる。(2)コソスレ類を含んだ従属節(コソスレ節)はテンス・ムード・丁寧さが主節述語に依存している点で、いわゆる「南モデル」のA 類に相当する。(3)コソスレ類は2 用法に分けられ、主節事態内容⊃コソスレ節事態内容であり、ノニに置き換えられない「補強型」と、コソスレ節と主節とに時間的前後関係があり、ノニに置き換えられる「想起型」とがある。(4)コソスレ類を含んだ文(コソスレ文)の文類型は平叙文だけでなく、「反語」「確認要求」も現れる。(5)古典語コソ已然形節とコソスレ節の統語構造は異なっているため単純な古典語の残存とは見なせず、コソスレ類は連語的な接続助詞に位置づけられる。(6)古典語コソ已然形節には見た目上の「こそすれ」「こそあれ」が存在するが、特に例数の多い「こそあれ」を一つの形式として再分析し、さらに類推によって「こそあれ」を「こそ+動詞已然形」として拡大解釈し、形式動詞「する」の利便性から「こそすれ」が多く用いられていったことが想定できる。
6 0 0 0 IR コソ已然形節から逆接コソスレ節へ
- 著者
- 江口 匠
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学
- 巻号頁・発行日
- no.14, pp.21-46, 2018-03
本稿では、現代日本語共通語に見られる逆接表現形式「こそすれ」「こそあれ」「こそなれ」(併せてコソスレ類)の実態と成立について考察した。これらは古典語コソ已然形節の残存形式とされる程度で、一部の方言研究を除けばほとんど研究されていない。 結論は以下の6 点である。(1)コソスレ類の前接語には生産性が十分に見受けられる。(2)コソスレ類を含んだ従属節(コソスレ節)はテンス・ムード・丁寧さが主節述語に依存している点で、いわゆる「南モデル」のA 類に相当する。(3)コソスレ類は2 用法に分けられ、主節事態内容⊃コソスレ節事態内容であり、ノニに置き換えられない「補強型」と、コソスレ節と主節とに時間的前後関係があり、ノニに置き換えられる「想起型」とがある。(4)コソスレ類を含んだ文(コソスレ文)の文類型は平叙文だけでなく、「反語」「確認要求」も現れる。(5)古典語コソ已然形節とコソスレ節の統語構造は異なっているため単純な古典語の残存とは見なせず、コソスレ類は連語的な接続助詞に位置づけられる。(6)古典語コソ已然形節には見た目上の「こそすれ」「こそあれ」が存在するが、特に例数の多い「こそあれ」を一つの形式として再分析し、さらに類推によって「こそあれ」を「こそ+動詞已然形」として拡大解釈し、形式動詞「する」の利便性から「こそすれ」が多く用いられていったことが想定できる。
3 0 0 0 IR 阿波国文庫本『蜻蛉日記』の書入の考察
- 著者
- 武藤 那賀子[編集責任] 富澤 萌未 田嶋 知子 竹田 由花子 毛利 香奈子 伊藤 優紀奈 福里 将平 増田 さんご 石川 貴洋 富永 曜子 伊達 舞
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.13, pp.1-21, 2017-03
3 0 0 0 OA 『平家物語』重衡説話成立の一背景 : 大納言典侍と近衛家
- 著者
- 塩山 貴奈
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.10, pp.31-41, 2014-03-01
2 0 0 0 OA 榛名山東南麓の千葉氏伝承 : 寺社縁起を中心に
- 著者
- 青木 祐子
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.11, pp.27-41, 2015-03-01
2 0 0 0 OA ウェブ検索による漢字表記のゆれに関する調査 : 「卵焼き」と「玉子焼き」を中心に
- 著者
- 張 明
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.13, pp.1-13, 2017-03 (Released:2018-03-28)
1 0 0 0 IR 「ね」のコミュニケーション機能 : 日本語初級教科書と自然会話における「ね」に注目して
- 著者
- 熊 鶯
- 出版者
- 学習院大学
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- vol.1, pp.113-98, 2005-03-31
1 0 0 0 IR 「おかしい」と「おかしな」
- 著者
- 南波 千春
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学
- 巻号頁・発行日
- no.15, pp.1-16, 2019-03
1 0 0 0 IR <日本語学・言語学> 「大きい」 と 「大きな」
- 著者
- 南波 千春
- 出版者
- 学習院大学
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.5, pp.96-112, 2009-03-31
1 0 0 0 IR 飛鳥井雅親『筆のまよひ』(学習院大学日本語日本文学科蔵)書誌解題と翻刻
1 0 0 0 OA ウェブ検索による漢字表記のゆれに関する調査 : 「卵焼き」と「玉子焼き」を中心に
- 著者
- 張 明
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.13, pp.1-13, 2017-03
1 0 0 0 OA 藤原茂明論攷――『本朝続文粋』編者の可能性――
- 著者
- 松田 和明
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.17, pp.1-7, 2021-03
1 0 0 0 OA 海水館という文学空間
- 著者
- 伊東 弘樹
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.17, pp.17-32, 2021-03
1 0 0 0 OA 久生十蘭『湖畔』論――阻まれる「愛の物語」――
- 著者
- 脇坂 健介
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.17, pp.33-47, 2021-03
1 0 0 0 OA 安部公房『密会』論――ポストモダン的監視権力に抗して――
- 著者
- 片野 智子
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.17, pp.48-62, 2021-03
1 0 0 0 IR 朝日新聞における皇族の呼称および待遇表現の変遷 : 甯子内親王・眞子内親王を例に
- 著者
- 松本 敦
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.10, pp.52-67, 2014-03-01
- 著者
- 熊 鶯
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.2, pp.82-63, 2006-03-10
1 0 0 0 OA 近代漢語 「開化」「半開」「未開」小考
- 著者
- 伊藤 真梨子
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学
- 巻号頁・発行日
- no.14, pp.77-97, 2018-03
1 0 0 0 IR <日本文学> 『平家公達草紙』 「青海波」 成立に関する小考
- 著者
- 重政 誠
- 出版者
- 学習院大学
- 雑誌
- 学習院大学大学院日本語日本文学 (ISSN:13499386)
- 巻号頁・発行日
- no.1, pp.63-72, 2005-03-31