著者
大塚 二郎 吉田 昌史 野崎 考志 十朱 寧
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2013年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.827-828, 2013-02-27 (Released:2013-08-27)

昔から同種金属同士の摺動は避けるべきとして「ともがね」と言われた。しかし、この現象を知らずに、機械を設計・製作し、失敗する例が見受けられる。ここでは、ボールねじ、リニアガイド、締結用ねじなどのともがねについて述べ、その対策を示す。
著者
安藤 啓太 青村 茂 渡邉 誉幸 中楯 浩康
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2013年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.277-278, 2013-02-27 (Released:2013-08-27)

本研究ではヴァイオリン演奏を指標に人間の高度な身体制御の解析を行い、ヴァイオリン演奏ロボットで再現することを目的としている.弓圧と弓速の推移を入力すると弦の振動をシミュレートする擦弦振動シミュレータによって弓圧と弓速のコントロールの仕方を導き出すことを目標とし,このシミュレータを用いて弦の弾き初めの際に速やかにヘルムホルツ振動に至ることができる弓速と弓圧の値を求める.
著者
岩崎 匠史 金井 理 伊達 宏昭 金子 俊一 谷口 敦史 前田 俊二 宮本 敦 田中 麻紀
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2013年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.881-882, 2013-02-27 (Released:2013-08-27)

本報告では,産業部品をレーザスキャナ等で計測した多数の計測点群に対する効率的な同時レジストレーション手法を提案する.本手法では,計測機構造を参照したラフレジストレーションを行った後,スクリュー座標による3次元剛体変換の線形近似を活用し,複数計測点群の同時位置合わせを連立1次方程式に帰着させて解く.また信頼性の低い計測点の排除を行い,レジストレーション精度の向上を図った.
著者
飯沼 宏成 石田 陽佑 プレーマチャンドラ チンタカ 加藤 清敬
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2013年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.877-878, 2013-02-27 (Released:2013-08-27)

距離画像センサーからのデータに3次元ハフ変換を施す平面検出方法を提案してきた。この3次元ハフ変換はノイズに対して耐性があるが、処理に多大な時間を要するという問題点がある。そこで、本研究では距離画像において隣接する3点を用いた微小三角パッチからハフ空間における探索領域を予め求め、3次元ハフ変換を高速に行う手法を提案する。本稿では高速化アルゴリズム並びに従来手法との処理時間の比較について述べる。