著者
雨宮 寛二
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 PACIS2018主催記念特別全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.83-86, 2018 (Released:2018-08-31)

本稿では、クレイトン・M・クリステンセンが提唱したイノベーションの法則を分析フレームワークとして、アップルが2001年以降に開発した製品iPod、iPhone、iPadが新市場型の破壊的イノベーションであることを実証的に分析し、アップルがいかにして競争優位を築き上げたのか、その要因を解明する。ネットワークサービスを中心にした破壊的戦略に加え、統合化戦略やモジュール化戦略の有効性、さらには、アップルが破壊的イノベーションにより成長する上で必要な基本方針などの検証と考察を試みる。
著者
宗平 順己
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 PACIS2018主催記念特別全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.123-126, 2018 (Released:2018-08-31)

戦略への追随性を高めるために、従来型の堅実なアプローチをするIT部門に加え、スピードを重視した開発を進めるために、バイモーダルITのアプローチが採用されてきているが、デジタルトランスフォーメーションの時代において、もう一段加速したアプローチが必要となってきている。本論ではデジタルトランスフォーメーション時代のシステムの特徴をアーキテクチャ面から整理し、従来から提唱されているパースレイヤーアプローチを改めて採用する必要が出てきたことを示すとともに、その場合のIT部門の組織例についても提案する。
著者
齋藤 友彦 梅澤 克之 ?? 崇 中澤 真 平澤 茂?
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 PACIS2018主催記念特別全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.47-50, 2018 (Released:2018-08-31)

著者らは新潟県立松代高校を中心に,近隣の高校生を対象とした「まつだいサイエンス講座」を開催した.講座内でプログラミングやタイピングソフト実施時における閲覧・編集履歴及び脳波履歴を収集し,その解析を行った.これまでの結果,プログラミングやタイピングソフト実施時においてβ波/α波の値が学習の困難度を測る指標として有効であることが確認した.本稿では,まず,講座冒頭に行ったプログラミングに関する事前アンケート及び事前テスト(中学3年生~高校1年生レベルの英語,数学,国語)の結果をまとめる.続いて,事前アンケート・テストと脳波の関係を解析し,特にβ波/α波との関係について考察を行う.
著者
松木 知徳 中村 潤
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 PACIS2018主催記念特別全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.67-70, 2018 (Released:2018-08-31)

日本国内の飲食業界は慢性的な人材不足に直面しており、非正規社員のモチベーションを高め、戦力化するかがビジネス上の重要課題となっている。本研究は日本の飲食業界における非正規社員をとりまく組織内の関係性について調査研究をしたものである。組織内の関係性は従業員満足を高め、その結果が顧客満足、従業員の行動、さらには業績にも大きく影響を及ぼすとの仮説を立て、調査検証を行った。本研究ではリーダーシップや職場の関係性および従業員のモチベーションや行動について、飲食大手3社からアンケート調査を行い、マネジメントモデルにあてはめながら共分散構造分析を踏まえて考察を行った。
著者
梅澤 克之 石田 崇 中澤 真 平澤 茂一
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 PACIS2018主催記念特別全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.35-38, 2018 (Released:2018-08-31)

近年,授業と宿題の役割を「反転」させ,授業時間に先立って知識習得(自習)を済ませ,教室では知識確認や問題解決学習を行う授業形態をとる反転授業が注目され始めた.我々は,学生が自宅で自習を行うときに学習ログを取得し,学習時間と理解度の関係から学生を複数のグループに分類した上で教場での授業を行うグループ分け反転授業を提案し,提案方式と反転授業ではない従来の講義形式,および反転授業ではあるがグループ分けを行わない授業との比較評価を行ってきた.本論文では,いままで提案してきたグループ分け反転授業を16週間の実授業へ適用し、有効性を評価する.
著者
高山 理璃子 菅 愛子 高橋 大志
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 PACIS2018主催記念特別全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.28-30, 2018 (Released:2018-08-31)

近年、主要な情報ソースの一つであるニュースと株式価格変動について数多くの研究が報告されている。筆者らはこれまで韓国株式市場を対象とし個別企業ニュースと資産価格変動の関連性について分析を行ってきた。本研究は、高頻度データを分析対象とし、深層学習の主要な手法の一つであるLSTMを通じ、個別企業ニュースおよびマクロ経済ニュースを用い、テキスト分類精度の向上について検討を試みたものである。