著者
大場 克哉 橋本 誠 藤倉 成太 宗平順己
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.75, pp.73-80, 2005-07-29
被引用文献数
1

近年、サービス指向アーキテクチャ(SOA)が、新しいソフトウェアアーキテクチャとして注目されているが、SOAに基づいたサービスおよびビジネスモデル設計に関する方法論はいまだ確立されているとは言い難い。本稿では、SOAアプリケーション設計のためのUML拡張およびその適用プロセスを提案し、実例とともに、現状の課題を提示する。Service-Oriented Architecture (SOA) is emerging in the area of software architecture. This paper provides a concept of development process, reference architecture and a new UML profile for SOA systems development and integration. The proposed development process allows system architect to cooperate with business analysts by leveraging the UML. SOA profile allows developer to model SOA system including interactions of services and business process that orchestrates services. This paper demonstrates how to use the proposed profile, and discusses issues remaining in the area of SOA.
著者
宗平 順己
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 PACIS2018主催記念特別全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.123-126, 2018 (Released:2018-08-31)

戦略への追随性を高めるために、従来型の堅実なアプローチをするIT部門に加え、スピードを重視した開発を進めるために、バイモーダルITのアプローチが採用されてきているが、デジタルトランスフォーメーションの時代において、もう一段加速したアプローチが必要となってきている。本論ではデジタルトランスフォーメーション時代のシステムの特徴をアーキテクチャ面から整理し、従来から提唱されているパースレイヤーアプローチを改めて採用する必要が出てきたことを示すとともに、その場合のIT部門の組織例についても提案する。
著者
宗平 順己
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2018年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.291-294, 2018 (Released:2018-12-25)

ディープラーニング登場によりAIの適用が急激に拡大してきており、様々な企業が導入にチャレンジしているが、実際には導入以前にはわからなかった課題に直面していることが多い。本論では論文等で議論されている人工知能導入の課題を整理したうえで、筆者が実際に直面した課題との相違点を明らかにし、今後の研究課題を提言する。
著者
布施 匡章 宗平 順己
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.29-32, 2015

クラウドコンピューティング等のIT技術の進展と、スマートデバイスやソーシャルメディア利用の広がりに伴って、企業では、ITシステムの管理・運用を外部委託し、IT部門にはITを活用したビジネス創造を求める風潮が強まっている。そこで必要なスキルが「顧客価値」の実現である。本稿では、サービスデザインの手法を適用したワークショップ形式のビジネス創造セミナーを通じて、参加者の意識とサービスデザイン手法の有用性、セミナー実施によって得られた知見等について報告する。