著者
家中 茂 興梠 克久 鎌田 磨人 佐藤 宣子
出版者
鳥取大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01 (Released:2015-04-16)

昨年度に引き続き、①自伐型林業の経営実態調査と、②環境保全効果のデータ収集を実施し、さらに、③自伐型林業をつうじた森林価値の創出について考察をおこなった。①については、静岡県内天竜地区の自伐型林業グループの経営についての調査を実施した。また、各地の自伐型林業の実践者に対して、新規参入者と既存の林業者からヒアリングを実施し、地域とのかかわり方や林業経営についての考え方の特徴を抽出した。②については、橋本林業の自伐林地で雨量計、水位計、樹冠通過雨採取装置を設置し観測を行った。また、徳島県海陽町および福岡県福津市海岸マツ林、京都市内里山での、協働による自治管理の仕組みについて調査を実施した。③については、農山村へのIターンを促進している地域おこし協力隊制度で林業就業に特定している高知県本山町と島根県津和野町においてライフスタイルと森林所有者との社会関係について対面調査を実施した。「立木価格ゼロ」という経済条件と少子高齢化が進行している下で、所有意識が低い地域でIターン者の参入が盛んな傾向があることを把握した。また、大分県中津市で定年帰村者とIターン者による自伐型林業研究会が発足し、その研究会設立経緯について調査を開始した。南会津における共有林をめぐる動きを聞き取りし、林業の「出口」の一例として木造建築における「縦ログ」工法の可能性を検討した。また愛媛県西予地区における集落単位の自伐型林業の取り組みについても注目した。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

https://t.co/FJHMsk0AYd #自伐型林業

Wikipedia (1 pages, 1 posts, 1 contributors)

収集済み URL リスト