著者
河野 裕彦 木野 康志 秋山 公男 関根 勉 菅野 学
出版者
東北大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2015-04-01

トリチウム壊変が引き起こすDNAの鎖切断過程を探索するため,密度汎関数強束縛法に基づいた反応動力学シミュレーションを行った。反応時の電荷の変化を定量化するマリケン電荷と各原子のエネルギーの変化を定量化する原子分割エネルギーを使った。トリチウムがβ壊変後Heとして脱離すると,電荷再配置の後,実質的にトリチウムが引き抜かれたDNAは中性となって,ラジカル的な性質を持つ。この条件下では,糖の3'C あるいは5'Cにトリチウムがある場合,隣接するリン酸基のP-O結合が切断することがわかった。この反応は1本鎖切断で終わっており,修復が困難な2本鎖切断に至る可能性は極めて低いことがわかった。

言及状況

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トリチウムの場合は、先日から言っている量子力学サイドの研究でDNA影響はわかりやすいはうなのですが、日本では、なんとこの密度汎関数を使ったものがあったのです。 んが、安全とかいう結論を出してますますがね。 科研費だからですかねえ https://t.co/xo7wFEti2C 原理的な部分は参考になるのですが
この東北大学の研究はOBTは想定してないみたい。 https://t.co/xo7wFEti2C 分析方法は参考にはなるのでしょうが。
実は前にも紹介した科研費使った研究があって、これではDNAは1本しか切断されないので修復が容易であると結論付けています。 https://t.co/xo7wFEti2C これは密度汎関数法による反応動力学シミュレーション 分子動力学法とはちょっと違うようで。 DFTB/MDとなってますね。合わせ技できたのか。
他論文 これは一度出したけど科研費出てます https://t.co/xo7wFEti2C 茨城大学 https://t.co/vzwhqz09NO 研究推進機構 水素同位体科学研究センター https://t.co/r9HGiYg2PG いずれもトリチウムのみでの研究 他の核種を複合的に想定したものはいまのところありません。 セシウムボールはもっと大変
@pririn_ トリチウムの放射性壊変によるDNA損傷は、1本鎖切断ですむのかも。 糖の3'C あるいは5'Cにトリチウムがある場合,隣接するリン酸基のP-O結合が切断することがわかった。この反応は1本鎖切断で終わっており,修復が困難な2本鎖切断に至る可能性は極めて低いことがわかった。 https://t.co/Es0OupVyoX
こっちの論文だった。 https://t.co/xo7wFEti2C 密度汎関数使ってるのか。一本しか切断されないとか楽観的ですが。 https://t.co/zR6voHYA66
科研費ついてますが前のと同じかな。 https://t.co/xo7wFEti2C 鳩山さんこれ読んでいたかな? 昨日GAMESS(ガメラではないな)というフラグメント分子軌道計算のできるアプリのインストが別のパソコンでうまくいって気をよくしてるところです。 読み込んでみますかな。って理解できるのは数年先でしょう

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