著者
海部 陽介 篠田 謙一 河野 礼子 米田 穣 後藤 明 小野 林太郎 野林 厚志 菅 浩伸 久保田 好美 國府方 吾郎 井原 泰雄
出版者
独立行政法人国立科学博物館
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では、旧石器時代の琉球列島に現れた人々がどのように海を渡ってきたかについて、その理論的枠組みを定めるため、文理問わず多彩な分野の研究者が情報を共有して、総合的モデルをつくることを目指した。彼らは草・竹・木のいずれかを素材とした漕ぎ舟に乗り、男女を含む少なくとも10人程度の集団で、黒潮の流れる海を、漂流ではなく意図的に航海してきたと考えられる。このモデルを、現在進行中で連動して行なっている実験航海に反映して、当時の航海を再現してみれば、そのチャレンジがどれだけ困難なものであったのかが見えてくるであろう。

言及状況

Twitter (5 users, 5 posts, 4 favorites)

KAKEN — 研究課題をさがす | 琉球列島にあった太古の海洋渡航技術を検証する総合的研究 (KAKENHI-PROJECT-16K13133) 挑戦的萌芽研究枠で科研費は取られていたのね。 #ij954 https://t.co/Q9EKRi15Kk
「3万年前の航海」って科研費も351万円出てたのね・・・・ だとしたらもうちょっときちんとした建て付けでやって欲しいなあ(´・ω・`) https://t.co/cktbB5bF9L

収集済み URL リスト