著者
臼井 将勝
出版者
国立研究開発法人水産研究・教育機構
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

魚類寄生甲殻類や食用昆虫など,学術的知識の応用から甲殻類アレルギー患者での交叉反応リスクが懸念されながらも実際に調査されていないものに目を向け,トロポミオシンという共通アレルゲンの存在に焦点を絞って各食品やその調理品に含まれる濃度や含量を明確にするために研究を行った。その結果、魚類口腔内に寄生するウオノエ類とこれらが混入した調理品や食用昆虫等において、エビトロポミオシン様タンパク質が原材料表示義務の生じる濃度を超えて存在することを明らかにした。さらに、キダイ寄生ウオノエ類を例にLC-MS/MS分析によってトロポミオシン様タンパク質が真にトロポミオシンであることを証明した。

言及状況

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@kimunny 補足資料として、2019年の科研の研究報告として甲殻類アレルギーと昆虫食のリスクに関しては報告されています そのため、アレルギー表示項目の中に昆虫を入れるべきという意見は陰謀論ではなく、安全性の観点からやるべきだと思います 河野大臣にブロックされましたけど
@kimunny おそらく、河野大臣の「現行状の表示義務以上の表示義務は無い」という答弁の一部を一部界隈が「表示しなくていいと言っていた」と誤解している可能性があります 個人的には交差アレルギーが示唆された研究報告と被害者がいるので、アレルギー表示にはするべきだと思います https://t.co/vBYGt7wzIg
@Takanori_Chonan 一応、トロポミオシンという物質が甲殻類と昆虫の交差アレルギーに関わっているのではないかという研究は発表されています 河野大臣の国会答弁では国内で健康被害は出ていないとしていますが、個人単位でアレルギーを発症したと発信している人もいるので要注意ですね https://t.co/vBYGt7wzIg
@konotarogomame https://t.co/S5xNR1K8qK これ見てもらって良い? アレルギー問題は事実あるんですが どのように考えてますか?
@LucierIto こちらの資料では日本で比較的多く食べられてきたイナゴもアレルギーのリスクがあることがわかります。 https://t.co/DYCJVQRgAk
食品科学の方面からも同様の報告が上がっている模様 https://t.co/ULPqrhPkFO
_φ(・_・ メモ KAKEN — 研究課題をさがす | 食物に潜在する消費者が認識困難な甲殻類アレルギーリスク因子の同定と評価 (KAKENHI-PROJECT-17K00953) https://t.co/cdKtAUYZsI
コオロギは甲殻類アレルギー持ちだと……というのを読んで、なるほどなーって思った。 イナゴやハチノコも甲殻類アレルギーだとダメらしい。そういうこと考えると肉というのは便利な食材なんだなぁ。 https://t.co/7k3niz6rDt
@utachy_sub 魚の口の中に寄生するタイプの甲殻類(ウオノエ)でも甲殻類アレルギーが出ることがわかってるので可能な限り避けたほうがいい なんならウオノエ・タイノエが口の中に入ったまま調理したアラ汁とかでもアレルゲンとして発症する可能性がある https://t.co/Pkye7D6dv5
@NicoTorime @MikiFf14 赤い奴は判んないけど、ターゲットはトロポミオシンなので調べてみてくだせ- これの5ページ目とか読んでると面白いね... https://t.co/XoMyp8CdFL 海老含有スナック1本分= イナゴ甘露煮 1/2.5 匹 カイコガ蛹 5 匹 ハチ幼虫甘露煮 4 匹 トビケラ幼虫甘露煮 4 匹
https://t.co/QOpAT7Dx49
@DrNyao >ほとんど出てこない タイノエなど魚介類由来の寄生虫によるアレルギーリスクの研究をなさってる方がいて、今その評価の真っ最中だったり。 https://t.co/Pkye7Dngx5

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