著者
安田 次郎 末柄 豊 前川 祐一郎 上島 享
出版者
お茶の水女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

諸種の史料から奈良や興福寺に関係した商人・職人をかなり網羅的に収集することができ、今後の研究のために貴重な基礎資料を得た。その過程で、福智院家文書中の袋綴じ冊子を解体し、多くの紙背文書を「発掘」して解読した。これらの史料は、本研究のためだけではなく、今後長く日本中世史の解明に有益なものである。さらに、商人・職人と寺社との互酬性的なつながり、門跡の構成員としての側面、室町期の荘園支配のなかでの役割などについていくつかの知見を得た。

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こんな研究ありました:中世奈良における商人・職人の基礎的研究(前川 祐一郎) http://t.co/ZrGUhiE3Fk
こんな研究ありました:中世奈良における商人・職人の基礎的研究(前川 祐一郎) http://t.co/ZrGUhiE3Fk

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