著者
宮腰 哲雄 本多 貴之 吉田 邦夫 中井 俊一
出版者
明治大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

歴史的な琉球漆器を科学分析したところ、日本や中国に生育するウルシの木の樹液やベトナムに生育するハゼノキ の樹液が利用され、これらはぞれぞれ単独に、あるいは混合して使われていた。琉球漆器からウルシオールが検出されたものは漆膜中のSr同位体比を分析したところ中国産の漆であることが分かった。また漆器の木質材料を分析したところ多くは中国産の杉「コウヨウザン」であることが分かった。このことから琉球の漆器作りは中国や東南アジアとの交流や交易の中で行なわれていたと考える。さらに琉球漆器の制作年代や加飾法の違いなどと漆の原材料の入手の関連を研究することが重要になってきた。

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「歴史的な琉球漆器を科学分析したところ、漆原料は中国産の漆Toxicodendron vernicifluumが使われている漆器があり、また東南アジア産の漆Toxicodendron succedaneaを利用したものもあった」琉球漆器の漆原料分析に関する研究,宮腰,本多他 https://t.co/ufLcgxbAvh #首里城 https://t.co/WVdbA1ZKlR

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