著者
灰谷 謙二 友定 賢治 小西 いずみ 岩城 裕之 有元 光彦
出版者
尾道市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

中国地方方言は、西日本方言の広がりにおいてそれを促進する役目をもつのか、妨げ停滞させる役目をもつのか。たとえば断定辞は中世のデアからヂャ・ジャをへてヤへ変化する流れがあり、それは現在の方言分布状況と一致する。この流れで中国地方はジャからヤへ移行するかとみると、九州がその動きを速く見せるのに比して、ここではそれが遅い。そのような変化と伝播の「淀み」の成因を明らかにし、ひいては日本語方言状況の成立において中国地方方言がどのように位置付けられるかを明らかにすることの基礎研究たらんとし、東西・南北・円環のうち東西山間部・沿岸部の2経路においてどのような伝播の速度差があるかを追跡した。

言及状況

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https://t.co/AwW20zQ1gf 岩城裕之(2016)「広島県三次市吉舎方言における数量副詞語彙の体系と動態」 広島市方言の位置付けについて言及されていた。 https://t.co/XZ72tESsun この「中国地方方言における伝播の整流と偏流」で知った。
https://t.co/gWGPlmQGRS 「中国地方方言は、関西と九州の中間に位置し、西日本における言語伝播の通路となる位置にある。しかし、関西に起こり、当然中国地方にもおこるであろう変化がみられず、古い姿を留めるという現象が認められる」。
こんな研究ありました:中国地方方言における伝播の整流と偏流(灰谷 謙二) http://t.co/bNv3h2t1uC

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