著者
伊藤 理絵
出版者
白梅学園大学
巻号頁・発行日
2016-03-15

2015年度
著者
金 愛慶
出版者
白梅学園大学
雑誌
白梅学園大学・短期大学紀要 (ISSN:0286830X)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.13-28, 2006-03-25

本研究は,日本の若者の「ピアッシング行為」と「自傷行為」に対するイメージを調べると共に,ピアッシング行為と自傷との関連性について検討した。短期大学生を中心とした285名を対象(女性256名・男性28名・不明1名)に,「ピアッシング実態」,「ピアス・イメージ」「自傷行為イメージ」「ピアッシングを自傷行為だと感じる程度」に関する独自に作成した質問紙を実施した。ピアス・イメージでは「Fac.1内面的高揚」,「Fac.2女性的」,「Fac.3否定的外見」,「Fac.4ファッション道具」の4因子が抽出され,自傷行為イメージでは,「Fac.1実存手段」,「Fac.2非共感」の2因子が抽出された。ピアス・イメージにおいて,ピアス「過剰群」は「Fac.2女性的イメージ」,「Fac.4ファッション道具」のイメージを最も強く持っており,「Fac.3否定的外見イメージ」は相対的に低かったが,ピアス「平均群」は「Fac.2女性的イメージ」,「Fac.4ファッション道具」のイメージ得点が低い反面,「Fac.3否定的外見イメージ」の得点が最も高かった。平均群と過剰群におけるピアス・イメージの質的違いがピアスのホール数の違いをもたらす鍵となり,平均群の過剰ピアッシングの抑制要因となっていることが示唆された。ピアッシングと自傷との関連性においては,「ピアッシングを自傷行為だと感じる程度」というより直接的質問に関しては平均群と過剰群間の有意差は見られなかったが,自傷行為イメージの「Fac.2非共感」では過剰群が平均群よりも有意に低く,過剰群は有意に自傷行為に共感的である結果であった。この結果から過剰なピアッシング行為は自傷と親和的であることが示唆された。
著者
掘越 紀香
出版者
白梅学園大学
巻号頁・発行日
2017-03-15

2016年度
著者
汐見 稔幸 志村 洋子 村上 博文 松永 静子 保坂 佳一 冨山 大士
出版者
白梅学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本研究は、乳児保育室の環境構成が子どもの行動に与える影響について、環境条件として空間構成と音に注目し、アクションリサーチ的手法を取り入れて調査した。その結果、部屋を単一空間から仕切られたより小さな空間にしたり、部屋から80dBを超える音を減らしたりすることによって、子どもが落ち着き、集中し、じっくり遊ぶようになることがわかった。
著者
庭野 晃子
出版者
白梅学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は、保育者の離職を防止するための方策を提案することを目的に以下の調査を行った。①東海地区の認可保育園に勤務する新任保育者(2年未満)157名にアンケート調査を行い、新任保育者の離職意向に影響する要因を明らかにした。②日本の保育施設に勤務する保育従事者(新任からベテランまで)574名にWEBアンケート調査を行い、(1)保育従事者の離職意向を規定する要因、(2)保育園の組織風土と保育従事者の離職意向の関係、(3)保育園の組織風土と保育従事者の組織コミットメントの関係について、それぞれ明らかにした。①②の調査結果は、学術論文および学会・研究会で公表する予定(公表済を含む)である。
著者
瀧口 優
出版者
白梅学園大学
雑誌
研究年報 (ISSN:18801374)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.14-23, 2015-08-31