出版者
二松学舎大学
巻号頁・発行日
2018

元資料の権利情報 : CC BY-NC-ND
著者
藤田 拓海
出版者
二松学舎大学
巻号頁・発行日
2018-03-15

2017年度
著者
岩崎 愛一
出版者
二松学舎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1998

宇宙ダークマターの正体はいまだなぞである。また、宇宙物理学において、ガンマー線バースト、および、超高エネルギー宇宙線の起源に関しては、未だ解明されてはいない。ここでの理論研究では、その両者を解明するひとつの糸口として、この高エネルギー現象を説明する起源としてあるメカニズムを提唱した。それは、ダークマターであるアクシオンが重力的に集まり星となったアクシオン星と呼ばれるものと、中性子星との衝突である。その衝突で、アクシオン星は中性子星の強磁場の下で電磁波に転化し、それが中性子星の中で吸収され、結局、そこで蒸発してしまう。その結果、急速に開放されたエネルギーで、中性子星の外層(クラフト)が吹き飛ぶ。それが、ガンマー線バーストを発生させるもとになる粒子の風を生み出す。このメカニズムでは、その風の粒子は外層を構成していたもので、その全質量は太陽質量の10万分の一以下である。このことは、観測されるガンマー線バーストから、その起源を考えるとき要求されるものである。他のガンマー線バーストの起源も提唱されているが、この条件を満たすことが困難とされている。その点が、ここのメカニズムの利点である。ガンマー線バーストは以上であるが、そのとき仮定されていることが、中性子星の磁場の強さとして、10の12乗以下であることである。それ以上の磁場に対しては、アクシオン星は衝突前に崩壊してしまう。それはアクシオンが強磁場のもとで発生する強電場が、自発崩壊するためである。この電場で加速される荷電粒子は、超高エネルギー宇宙線として観測される10の20乗電子ボルト以上になるのである。これが、超高エネルギー宇宙線が発生するメカニズムとして私が提案したものである。両現象のエネルギースケールを説明するのに必要なアクシオン星の質量が、ちょうど銀河ハローに発見されたMACHOのそれに等しいことは注目に値する。
著者
江藤 茂博
出版者
二松学舎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

(1) 小説が映像化されて映画やテレビドラマとして提供されている現実をデータとして把握した。(2) 具体的な言語表現による作品の映像化に関する分析を行った。(3) 小説の映像化作品も含めた日本の映画やテレビドラマの世界的な広がりを違法コピー市場を中心に調査した。
著者
山田 清市
出版者
二松学舎大学
雑誌
二松学舎大学論集 (ISSN:02867206)
巻号頁・発行日
no.45, pp.157-177, 1971-03
著者
横須賀 司久
出版者
二松学舎大学
雑誌
二松学舎大学論集 (ISSN:02867206)
巻号頁・発行日
no.32, pp.p127-138, 1989
著者
瀧田 浩 藤井 淑禎 渡邉 正彦 石川 巧
出版者
二松学舎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

本研究の具体的な成果として、研究分担者石川巧の著書『高度成長期の文学』(2012年、ひつじ書房)がある。本書にあるように、高度成長期における大衆の欲望は不可逆に変容し、文化もこれに伴い大きく変わった。私たちの研究は、この変容のプロセスを、文学を中心としてサブカルチャーまで領域を広げながらも、その変容を学術的・具体的に検証するものであった。中国の現在の高度成長と比較する視点が加えられ、本研究は他の研究には見られない独自なものとなった。