著者
鈴木,俊男
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.31, no.12, 1983-12-25
著者
高橋 豊 前田 勝司 中野 隆一 唐木 邦明 真下 進
出版者
土質工学会
雑誌
土質工学会論文報告集
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, 1976

標記工法によってその基礎工事が行なわれた大型原油タンクに関して, 貯油開始後5年間にわたって実測されたタンク底板およびシェル部の沈下と, 追跡調査として5年目に行なわれた土質調査の結果が, 工事の前後に行なわれた調査結果との対比において報告されている。これらの測定, 調査結果から以下の事柄が確認されている。1.圧密試験, 沈下解析によると, タンク荷重下での地盤内応力分布に関しては, ブーシネスク式から求めたものは, 実測値から導き出したものに十分対応する。2.実測された沈下曲線等により, タンク荷重のような長い周期での変動荷重は, 長期的には, ある定荷重が作用した時と同様の圧密曲線が得られる。3.タンクと周辺地盤の不同沈下の方向が同一であることから, タンクに発生する沈下は, 基礎底面下の地盤の初期条件の差とともに周辺地盤にも影響をうけることがわかった。また, これらの長期的に測定された沈下は, 地盤改良部以下の圧密沈下であり, これを残留沈下として許容する設計法の妥当性が, 観測, 土質試験によって確認されたとしている。
著者
及川 光男 上村 吉広
出版者
土質工学会
雑誌
土質工学会論文報告集
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, 1981

NATMによるトンネル(延長190m)について, 事前に行った各種予備試験結果ならびに設計, 施工, 計測の概要を報告したものである。工事地点は, 福島県二本松市の南東3kmに位置するまさ土地帯で, 土かぶり厚は5~10mと薄く, 地上には民家が点在している。まず, NATM導杭予備試験は, 側壁導杭内約17mにわたって実施し, 吹付けコンクリートの施工機種の選定, まさ土に対する付着性, 施工性, ならびに各種アンカー(ロックボルト)の性能について調査している。約9mの上半NATM試験施工では, 施工順序等を検討している。NATM設計は土かぶりが浅い土砂トンネルであることを考慮して, 在来の理論設計法の代りに有限要素解析法で行っている。次に, 施工計画および施工順序を概説しているが, 補助工法として地山の状況に応じてフォアボールを行うことにより, 支保工沈下に効果が認められたと述べている。計測については, 沈下測定, 内空変位, 地山変位, 地山荷重, 吹付けコンクリート応力, ロックボルトの応力を実施し, その測定データと考察を示している。
著者
後藤,恵之輔
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, 1996-01-01
著者
金子,晃
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.24, no.10, 1976-10-25
著者
萩原,尊礼
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.21, no.6, 1973-06-15
著者
中村,良夫
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, 1995-01-01
著者
桑原,徹
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.24, no.12, 1976-12-25
著者
中村,一彦
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.16, no.11, 1968-11-25
著者
宗 好秀
出版者
土質工学会
雑誌
土質工学会論文報告集
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, 1974

近年フィルダムを築造する例が多くなり, 北海道においても戦後, 合計45(完了 : 15,施行中 : 24,計画中 : 6)の多くを数えている。フィルダムとはアースダム・ロックフィルダム・砂利ダムを総称しているが, それはさらに, 均一型, ゾーン型, 舗装型に大別できる。筆者らは, 道内の多くのフィルダム用土の材料試験を行ない, 強度定数などについて多くの提案をしてきている。ここでは, 1)道内フィルダムについて, 完成, 施工中, 計画に分けて分布が示され, 2)築堤用土として道内に広く分布している高含水の火山灰性土について, その特性を明らかにし, 種々の検討をしている。とくに火山灰性土は築堤用土としては劣悪であり施工上は十分に留意する必要がある。その中で, 生試料と乾燥試料とで, 粒径分布曲線, アッターベルグ限界, 締固め試験結果などに, さらにセン断定数などにも大差があり, 具体的な例で十分な留意の必要性を述べている。3)ランダム材として河床砂レキについて, 粒径分布や強度定数から, 築堤にあたっての留意点や強度定数を提案している。

1 0 0 0 OA N値を考える

著者
三木,五三郎
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.22, no.9, 1974-09-25
著者
鈴木,公英
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.38, no.9, 1990-09-25
著者
W.F.研究グループ
出版者
土質工学会
雑誌
土質工学会論文報告集
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, 1976

Wall Foundation試験工事において, 泥水に関して調査を行ない以下の結果を得た。i)試験を行なった現場は砂レキ地盤であり, ベントナイト8.3%の泥水で掘削したが, 泥水はほとんど希釈されず混練直後の性状と変わらなかったが, 2パネルで7.2m^3/Hに及ぶ逸泥があり, 逸泥防止剤としてオガクズ, 綿の実の粉末を加えて防止した。ii)コンクリート打設時の泥水の劣化は現場に比べてわずかであり, コンクリートとの接触面から1m以内の泥水のみが再使用不可能となった。iii)スライムは20時間放置後で30~70cmタイ積し, 4時間放置後に全スライム量の80%がタイ積した。タイ積したスライムの粒径分布は0.02~0.2mmであった。また, 掘り出された壁体グイの底部にはスライムは認められなかった。iv)泥水のコンクリート壁体中への混入は壁の表面から1cmまでに認められるが, 壁の中心部には局部的にわずかに混入するのみであり, この混入によるコンクリート強度の低下は認められない。
著者
青木,滋
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, 1985-03-25
著者
河角,廣
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, 1970-04-25