著者
山根 明子
出版者
岡山商科大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2010

本研究では、株式のキャッシュフローのタイミングを表す指標である株式デュレーションを用いることによって、日本の株式市場におけるバリュー・プレミアムの説明を試みた。分析の結果、バリュー株、グロース株の違いが株式デュレーションの長さの違いと対応していること、株式デュレーションに関するリスクファクターがHMLファクターと似た性質を持つこと、1996年以降の標本ではどちらのファクターも説明力を失うことが明らかにされた。
著者
松浦 芙佐子
出版者
岡山商科大学
雑誌
岡山商大論叢 (ISSN:02868652)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.73-97, 2009-06-25
著者
越智 悦子
出版者
岡山商科大学
雑誌
岡山商大論叢 (ISSN:02868652)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.84-67, 2006-02-10
著者
小塚 匡文
出版者
岡山商科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究では、(1)マクロの消費行動に関する研究、(2)量的緩和政策と時間軸政策についての検証、(3)為替レートを考慮した政策反応関数の推定、を進めた。(1)は、総需要の推計に関連するものである。ここには日米比較のためのアメリカのデータによる推計も含まれる。(2)は先行研究のサーベイと実証分析である。実証研究では、量的緩和政策は長期の経済成長に対して、効果が十分になかったことが示された。(3)は、為替レート予測やインフレ率予測などを考慮した政策反応関数を推定である(共同研究・共著者が第1執筆者)。分析の結果、円安期待とインフレ抑制の関係が示された。