- 著者
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井上 亘
- 出版者
- 常葉大学教育部初等課程研究企画部会
- 雑誌
- 教育研究実践報告誌
- 巻号頁・発行日
- vol.4, no.1, pp.35-42, 2020-09
まず本学でオンライン授業が実施された経緯をふりかえり、その内容と実施情況・学習効果・今後希望する形式などについてのアンケート結果をまとめて、それぞれの問題点を指摘し、特に Zoom や Teams 等を利用する「同時双方向型」が演習形式「対話的な学び」に長じている点を確認。そのうえで、現場の教員がまず「対面授業の再現」に取り組んだ経緯をたどる一方、レジュメに貼るハイパーリンクの機能を通じて「博物館や資料館などの施設の活用」および「遺跡や文化財などについての調査活動」を盛り込み、かつ専門家の解説を聞き、辞書を引く「主体的な学び」の案内をも行う「レジュメ:リンク+解説」方式を紹介して、リモート「アクティヴ・ラーニング」の可能性を探索した。