著者
大塩 香織 Oshio Kaori
出版者
白百合女子大学
巻号頁・発行日
2020

元資料の権利情報 : CC BY-NC-ND
著者
長島 世津子
出版者
白百合女子大学
雑誌
白百合女子大學研究紀要 (ISSN:02877392)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.A21-A42, 2006-12

この論考は今日の社会を生きる生身の現代人における魂の不安に対するケアに触れながら、そうしたケアのために教育現場ではどのような取り組みが必要とされるのか、その模索の入り口に立とうとする試みである。「魂のケア」や「魂の教育」を考える時、学校というある意味で生と死の現場から切り離された教室空間に留まったまま教科書や文献に即して考察するだけでは、抽象的な知識のレベルで終始しがちとなり、今ひとつ全人的な生きたテーマの学習には及びにくい。「魂の教育」のためには、人間の心の深みや魂の叫び、いのちの営みが如実に顕現化するターミナル・ケアやホスピス・ケアの現場をその学びの原点とするような形の取り組みが考えられよう。人間のいのちに深くかかわる現場の人々との接点を持ちながらの学びのあり方-ある種の体験学習的な取り組み-が求められる教育の一つではないであろうか。その意味で、自分自身のこの論考への促しの発端ともなったドイツのホスピス訪問で学んだ幾つかについて、最後の部分で言及したい。
著者
朴 鍾振
出版者
白百合女子大学
巻号頁・発行日
2014-02-19

2013
著者
Knight Tim
出版者
白百合女子大学
雑誌
白百合女子大学研究紀要 = The fleur-de-lis review (ISSN:02877392)
巻号頁・発行日
no.56, pp.41-65, 2020

史上最も有名なポップ・グループ、ビートルズが50年前に解散した。彼らは1962年から1970年の間にしか新しい録音をリリースしていない。しかし、彼らの音楽は今でも何百万人もの人々に聴かれ、彼らに関する本や記事は絶えず出版され、ソーシャルメディアにはファングループが溢れている。彼らが解散して以来、親ジョン・レノンと親ポール・マッカートニーのファンや作家の間で戦いが繰り広げられてきた。あまりにも若くて当時のビートルズを知らないアメリカの女性たちは、最近、この物語がどのように語られてきたかを検証している。アナリストの1組はポッドキャスターの3人組で、もう一人は歴史家である。この論文では、彼らの分析を概説する。The Beatles, the most famous pop group of all time, broke up fifty years ago. They released new recordings only between 1962 and 1970. However, their music is still listened to by millions of people; books and articles about them are continuously published; and social media is awash with fan groups. Since they broke up acrimoniously, a battle has been fought between pro-John Lennon and pro-Paul McCartney fans and writers. American women, too young to remember the group, have recently been examining the way the story has been told. One set of analysts is a trio of podcasters; the other is an historian. This paper outlines their analysis.
著者
宮澤 健太郎
出版者
白百合女子大学
雑誌
白百合女子大学研究紀要 (ISSN:02877392)
巻号頁・発行日
no.44, pp.47-66, 2008