著者
埴淵 知哉
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.127-135, 2016 (Released:2016-03-15)
参考文献数
5

本論文の目的は,『地理学評論』の掲載論文および著者にみられる特徴とその変遷について,基礎的なデータを提示することである.1980年から2013年までの掲載論文を対象として,年齢・性別・所属・身分という四つの著者属性と,分野・種類・著者数・原作という四つの論文属性を取り上げ,論文数の分布とその時系列変化を集計・分析した.その結果,多くの論文と著者属性およびそれらの組み合わせに時系列変化がみられ,「女性」「大学院生」の著者の割合の変化や,「人文」「短報」「共著」「学位」論文の割合の増加傾向,また,投稿–受理期間の長期化といった特徴的な変化が示された.これらの変化をもたらした制度的・環境的要因を検討することが,今後の課題として指摘された.

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だいたい、査読付き論文の半数は院生やポスドクなどが書いているという話もある(分野によって差はあろうが)。https://t.co/kbIv7rvDJO 地理学の査読誌でも6割が35歳未満によるものだということだし、学問の権威性とそれを支える若手の不遇のような議論は尽きませんね。 https://t.co/Pjz8m0t1Bz
埴淵 知哉「『地理学評論』における掲載論文および著者の特徴 —1980年以降の変化—」https://t.co/bWoa5FDszH 1980年代までは自然地理の論文が過半数を占めていたが、90年代以降は人文地理が多数派になったとのこと。 https://t.co/wthAUBRS3L
【E-journal GEO掲載論文】埴淵知哉 2015.『地理学評論』における掲載論文および著者の特徴-1980年以降の変化-,E-journal-GEO 10(2),127-135.https://t.co/QW6bnRWa0g

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