著者
松本 悠実 野口 貴文 石橋 亮 高田 遼 高村 正彦 長縄 肇志 木村 智
出版者
日本建築仕上学会
雑誌
日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2015年大会学術講演会
巻号頁・発行日
pp.37, 2015 (Released:2016-03-31)

窓サッシへの応用が期待されている塩化ビニル樹脂に促進耐候性試験を行い、紫外線による劣化について検討をした。添加剤条件の異なる4種類の塩ビ樹脂において、色差測定、衝撃試験、引張試験、化学分析を行った。そして、樹脂の劣化に伴う色変化の分析評価、添加する顔料及び耐候助剤の比率と劣化挙動の相関性の評価、またそれぞれの試験と化学分析との関係を評価し、窓サッシ用樹脂の耐久性能の評価と検討をした。性能評価の結果、強度低下よりも色変化の方が著しく、窓サッシとして使用していく際に大きな課題であるといえる。

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樹脂サッシに関するこの論文、良好な結果だけどちょっと笑。 論文で実施した対候性試験の換算年数を照射強度から推定すると、なんと同種の国内の超促進対候性試験機の500倍のパワーで日光約8.2万年分を照射してました。YKKはピラミッドへの採用を検討していたのです…! https://t.co/l0TeTOkCrV
窓枠用塩化ビニル樹脂の紫外線による性能変化に関する実験的研究 松本 悠実 他 https://t.co/6C85NhwXgk 樹脂サッシに関する劣化の研究…こんなのとか?紫外線照射と結露のサイクル2000時間繰り返して実用上の強度に影響なく、分解も表面50umくらいしか起らないなら住んでる間はまぁ大丈夫なんじゃ?

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