著者
解良 武士 河合 恒 大渕 修一
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.227-233, 2019-07-25 (Released:2019-07-31)
参考文献数
41

サルコペニアの最初の概念が提唱されてから,サルコペニアの操作的定義はいくつかの変遷を経てきた.2018年,欧州連合学会(EWGSOP2)から新しいコンセンサスが発表された.新しいサルコペニアのコンセンサスの特徴は,筋力をより重視したことと,SARC-Fと呼ばれるスクリーニングツールを使うことを提唱していることである.本稿ではこのSARC-Fについて,その特徴,サルコペニアや他のスクリーニングツールとの関連,妥当性,さらにその問題などについて解説する.

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SARC-Fはこちら https://t.co/1ypEgmmk0N disabilityまでにはなってなくても、いくらか難しい活動があるだけでも予後に影響するので、皆さん病前の状態は細かく丁寧に問診、情報収集していきましょう
SARCーFについて勉強をしておかないといけないことを忘れていた・・・。 https://t.co/bABOzrmpuW

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