著者
角田 忠信
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.486-491, 1978-06-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
3

ひとの左脳は知的, 言語的な情報処理を担当するが, 右脳は非言語活動を担当している. 日本人では母音の音韻構造が特殊であることから感情音や自然音が左脳に偏より, これによって左脳が情動に関与するようになる. 西欧人や他のアジア人では情動は右脳が主役を演じている. 日本人では母音や自然音に含まれる僅かのFM音に対して鋭敏に左脳で応じるが, 他の国民は子音の音形に対応した形にのみ左脳で応じる. 日本の文化の特徴は脳の働きからも説明できると結論した.

言及状況

外部データベース (DOI)

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日本人の英語・発音、ネイティブスピーカー、について。 英語は耳から!ということから、言葉を覚え始めるかぐらいの2歳・3歳ぐらいの子供に、英語の音楽や映画を見聞きさせたり、アメリカ人の家庭教師から毎日習わせるなどの、英語環境で育てればネイティヴ並みの英語が話せるようになりますか? 蛇足ですが、ヴァイオリンなんかの弦楽器だと、年齢5歳前には習っていないと絶対音感なんて皆無なのですが、同じように英 ...

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@masa_0083 「戦争は絶対に起こってはならない。そのために外交その他を努力するのだ」←日本以外の国ではこういう議論はあり得ませんが、日本ではあり得るのです。なぜなら、日本人の左脳の使い方が独特なため、非論理的な主張が力を持つのです。https://t.co/2bquWJVqYF
・音楽脳ではなく言語脳が情動機能を持つなら音楽を情動的に理解しないともいえる。https://t.co/bS44A1KXzf P6 https://t.co/Vm43VfBLLN
上の話の元ネタと思しき角田論文では、雑音騒音としか感じられない、なんてことは言っておらず、 「虫の音(中略)などは,日本人ではすべて言語脳優位となるが,西欧人ではこれらの音はすべて音楽脳優位となる.」 というに止まっていますね。 https://t.co/rOAgg4krY4
日本人の脳機能のユニークさと文化 https://t.co/Sy6WkotqOG https://t.co/FrO6x5d4uw こういうタイプの研究なら分からんでもないけど、脳科学者を称する人物が日本人あるあるで「日本人脳」なんて概念を持ち出すとかちょっとどうかしてるよね。
在来線整備士達の打検の感度を守る為にもマスクの弊害 を調べて貰いたい、自己免疫力は全て繋がっている。日本人 の脳機能 のユニークさと文化https://t.co/uz9zRbOHSc<在来線整備士>打音の響きに耳澄ませ JR東海静岡車両区(静岡市葵区)静岡新聞アットエス https://t.co/6PJs8Z5ahX #茶番コロナ
@hrknna @gutsnoguts リンク先、とても興味深い内容でした。ありがとうございます。 日本で"右脳/左脳"を話題にするようになったきっかけは「日本人の脳(角田忠信 著)」という本だったと思います。言語(母音/子音)と右脳/左脳の働きに着目した内容です。 短いまとめ資料がありました。 https://t.co/a6Shnwg57v
↓(日本語母音) 日本人の脳機能のユニークさと文化 https://t.co/BkAf1C3qAa ・日本語話者は持続母音や自然音に含まれる僅かのFM (周波数変調) に対して鋭敏 ・例えば、基音F1と第2フォルマントF2の周波数比が inharmonicでF2がFM音 → 左半球(言語脳)へ ・母音に対する脳機能の分担は後天的に決定 https://t.co/0VHbL32fQe
自然の虫の声を楽しむのってあまり外国にはないと聞いたことがあったけどそれが言語による脳の認識の違いだとは知らなかった https://t.co/QedUhWX5kx

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