著者
鈴木 眞一
出版者
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
雑誌
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 (ISSN:21869545)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.6-10, 2022 (Released:2022-05-24)
参考文献数
8

2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故後の福島県県民健康調査の一つとして福島県民に超音波検査による甲状腺検査が実施されすでに10年を経ている。そこで当時責任者であった筆者が,今までに経験のなかった大規模検査を立ち上げ実施した経緯について述べる。本検査は外部の専門家の意見も踏まえ,専門医師技師によって実施されることが決まり,また超音波スクリーニングによる過剰診断を制御するため診断基準を設けた。対象年齢,検診間隔,検診方法を決定し,実際には2011年10月9日から福島医大で開始し,11月14日からは出張検査を開始し現在まで継続している。本検診としては第一に誤診を避ける精度管理と過剰診断を抑制する基準の遵守さらに受診者への配慮と保護者への十分な説明を心がけて実施した。専門医師技師の育成とともに,現在は福島県独自の講習会,ハンズオンおよび認定試験によって人材育成を拡大している。

言及状況

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“。本検診としては第一に誤診を避ける精度管理と過剰診断を抑制する基準の遵守” 本論の書きかたを見ても、誤診と過剰診断を分けて使っているのがはっきりした。坂本らの提言(鈴木も著者の1人)とも整合しない。

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https://t.co/7KFaEpaeU7 鈴木眞一氏の2022年の甲状腺外科学会の論文より 『震災前の小児甲状腺癌は極めて少なく,スクリーニングデータなどの疫学調査はされておらず,』 『震災前の福島県における小児甲状腺癌の疫学データはなく』 https://t.co/wHi5alcJx7
スクショの論文はこれです。 年齢が上がるほど、甲状腺で何かが見つかる可能性は高くなります。甲状腺検査をよく知る議員さんなどは、自分の子供には受けさせたくない検査だと言っている検査であることを知ってください。 https://t.co/7KFaEpaeU7
鈴木眞一氏は論文で責任者として奔走したと書かれています。先行検査を3年以内に終了するにはギリギリの開始時期であった。そして、「過剰診断を抑制する基準」と記載している。 https://t.co/hQ7oybYcbW
@DesuyoXiexie 過剰診断については予め、抑制策が図られた。 韓国の失敗例などとはまるで違うので、どうぞご注意を。 ●福島での超音波検査の立ち上げについて  鈴木眞一(福島県立医科大学医学部甲状腺内分泌学講座)  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 / 39巻(2022) 1号 https://t.co/zlYP6lFf5s
@msugai 過剰診断については予め、抑制策が図られた。 韓国の失敗例などとはまるで違うので、どうぞご注意を。 ●福島での超音波検査の立ち上げについて  鈴木眞一(福島県立医科大学医学部甲状腺内分泌学講座)  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 / 39巻(2022) 1号 https://t.co/zlYP6ln5Rk
@kikumaco 過剰診断については予め、抑制策が図られた。 韓国の失敗例などとはまるで違うので、どうぞご注意を。 ●福島での超音波検査の立ち上げについて  鈴木眞一(福島県立医科大学医学部甲状腺内分泌学講座)  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 / 39巻(2022) 1号 https://t.co/zlYP6lFf5s
@higuma_saikyou @solarsystem2022 @Ikaushi @NATROM 「本検診としては第一に   誤診を避ける精度管理  と   過剰診断を抑制する基準の遵守 さらに・・・」 ●福島での超音波検査の立ち上げについて  鈴木眞一(福島県立医科大学医学部甲状腺内分泌学講座)  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 / 39巻(2022) 1号 https://t.co/zlYP6ln5Rk
@hseino1 「本検診としては第一に   誤診を避ける精度管理  と   過剰診断を抑制する基準の遵守 さらに・・・」 ●福島での超音波検査の立ち上げについて  鈴木眞一(福島県立医科大学医学部甲状腺内分泌学講座)  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 / 39巻(2022) 1号 https://t.co/zlYP6ln5Rk
@NATROM @tableSalt0117 「本検診としては第一に誤診を避ける精度管理と過剰診断を抑制する基準の遵守さらに受診者への配慮と保護者への十分な説明を心がけて実施」 ●福島での超音波検査の立ち上げについて https://t.co/zlYP6lFf5s
@coup2oeil @agapeeros123 @chanchan_papa @MKoujyo 鈴木眞一さん単独の、今年の新しい論考でも、誤診と過剰診断を区別されていますね。 「本検診としては第一に誤診を避ける精度管理と過剰診断を抑制する基準の遵守さらに受診者への配慮と保護者への十分な説明を心がけて実施」 ●福島での超音波検査の立ち上げについて https://t.co/zlYP6lFf5s
@nppaj @kikumaco @kanna07409 菊池誠さん、ミスリードに必死になっておられますね。 「鈴木眞一さんの回想だけど、過剰診断問題に関しては事実上なにも言っていない。」 https://t.co/zlYP6lFf5s
「福島での超音波検査の立ち上げについて  福島医大 鈴木眞一  昨日ぐらいにupされたもの。」 https://t.co/t3CksXPq4u https://t.co/KPYYeigV9T https://t.co/2gSFc23bAu
「鈴木眞一氏は、論文にこうお書きになられていますね。 『検診の是非を問う意見も一方ではあるが,2年ごとの検診を,20歳以降は5年ごとの検診を忘れずに受けていただきたいと思っている。』」 https://t.co/fXQXIG3Hp0 https://t.co/KPYYeigV9T https://t.co/2gSFc23bAu
「頸動脈エコーなどの普及で偶発的に甲状腺腫瘍が発見される機会が増え,超音波機器の精度向上とともに,生涯臨床的に問題にならないラテント癌の大半が含まれる微小がんなどを過剰に診断しないような歯止めをかけるというコンセプトで作成」 https://t.co/KPYYeigV9T https://t.co/2gSFc23bAu
@kikumaco ●福島での超音波検査の立ち上げについて  鈴木眞一(福島県立医科大学医学部甲状腺内分泌学講座)  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 / 39巻(2022) 1号 https://t.co/zlYP6lEHfU
「本検査の一次検査の基準にも5mmまでの結節はA2判定(次回の検診受診を推奨する)とし,過剰診断に最も関係のある生涯無害なラテント癌の発見を防ぐことができると判断した。」 https://t.co/KPYYeigV9T https://t.co/2gSFc23bAu
「超音波スクリーニングによる過剰診断を制御するため診断基準を設けた。」 「本検診としては第一に誤診を避ける精度管理と過剰診断を抑制する基準の遵守さらに受診者への配慮と保護者への十分な説明を心がけて実施した。」 https://t.co/KPYYeigV9T https://t.co/2gSFc23bAu
●福島での超音波検査の立ち上げについて  鈴木眞一(福島県立医科大学医学部甲状腺内分泌学講座)  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 / 39巻(2022) 1号 https://t.co/KPYYeigV9T
これって細胞診に進むステップでめっちゃバイアスがかかっていて、疫学調査としても破綻しているんじゃね?(・・?)ちなみに、このバイアスだと避難区域を含む原発に近い地域の人ほど即座に細胞診を希望するんじゃないかな。いろいろグダグダ。※個人の感想ですhttps://t.co/582ZScZLNJ https://t.co/MdrWEnhGsv
福島での超音波検査の立ち上げについて 福島医大 鈴木眞一 昨日ぐらいにupされたもの。 https://t.co/PCYqH0THa2

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