著者
亀坂 安紀子 吉田 恵子 大竹 文雄
出版者
行動経済学会
雑誌
行動経済学 (ISSN:21853568)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.183-186, 2010 (Released:2011-06-27)
参考文献数
2
被引用文献数
2

本稿の目的は,結婚や出産といったライフステージの変化が人々の幸福度や充実度に及ぼす影響について,日本と米国のデータを使用したパネルデータ分析によって明らかにすることである.分析の結果,日本と米国のデータで共通して,配偶者の存在は個人の幸福度や充実度に非常に大きな影響を与えており,かつそのような傾向は男女の別にかかわらず観測されることが示される.また,日本と米国のデータで共通して,健康状態も人々の幸福度や充実度に大きな影響を与えており,求職中の人や喫煙者は,幸福度や充実度が低いことも示される.しかし,子供の存在に関する推定では,日本の結果と米国の結果に大きな違いが生じている.日本人の場合,子供がいないと幸福度や充実度が低いという結果が得られたが,米国の結果からは,必ずしもそのような事実は観測されない.労働参加に関しても,日米で若干異なる結果が得られている.

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日本の独身中高年男性の幸福度が際立って低いのはこの調査とかでみてとれる。

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また、女性未婚にしても、40代で幸福度が急落するんですよね。この辺は、若い女性の社会における優遇に起因しているように見えます。優遇がなくなると幸福度が落ちてしまう、と。 > https://t.co/Bjg4ppoufo… https://t.co/d7wREtShgC
日本の独身中高年男性の幸福度が際立って低いのはこの調査とかでみてとれる。 / “ja” https://t.co/IF33ojJpRv

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