著者
安斎 勇樹 青木 翔子
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
pp.42073, (Released:2018-10-11)
参考文献数
22

本研究の目的は, 様々な領域でワークショップを行っている実践者(初心者~熟達者)を対象に, ファシリテーションにおいて認識されている困難さの実態について明らかにすることである. 152名を対象とした質問紙調査と16名を対象としたインタビュー調査の結果, ワークショップのファシリテーションの主な困難さは(1)動機付け・場の空気作り,(2)適切な説明・教示,(3)コミュニケーションの支援,(4)参加者の状態把握,(5)不測の事態への対応,(6)プログラムの調整, に類型化することができた. また, ワークショップの実践領域の違いによって困難さの傾向は異なること, また熟達するにつれて困難さは軽減されていくが, 初心者〜中堅には見えていなかった新たな困難さが認識されることが明らかになった.

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“20世紀初頭に演劇領域で行われた実践に端を発し, アート, まちづくりなどでノンフォ ーマルに実施されてきた” そういえば、ワークショップという言葉を初めて聞いたのは20年以上前。 https://t.co/XirkkSuHUY
協力者Oとして、インタビューとワークショップの実地調査に協力させていただきました。ファシリテーターの育成において、非常に参考になる論文であるとともに、熟達とは何か、人の体験をつくるとは何かを、考える手がかりになる研究。すごい面白い… https://t.co/xPG5mY5LGa
【ワークショップのファシリテーションの困難について】質的研究 https://t.co/uuoNINMfS8
J-STAGE Articles - ワークショップ実践者のファシリテーションにおける困難さの認識 https://t.co/Umq2ABDeOV

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