著者
平野 智紀 安斎 勇樹 山内 祐平
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
pp.43034, (Released:2019-10-16)
参考文献数
25

本研究では,美術教育において広がりを持っている対話型鑑賞ワークショップについて,これを鑑賞者の知識構築の過程として捉え,ナビゲイター(ファシリテーター)による情報提供がどのように知識構築に寄与するのかについて検討した.鑑賞会への参与観察およびファシリテーションを担当した14名の学生ナビゲイターへのインタビューから,鑑賞における情報提供は「考えるための情報」と「確認のための情報」に分類された.プロトコル分析から,「考えるための情報」は,作品の表現内容と組み合わせて知識構築を促すために提供され,「確認のための情報」は議論の押さえとして,それぞれ提供タイミングが図られていることが明らかになった.

言及状況

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今日、対話型鑑賞という考え方を知りました。 大学で、とある先生が授業でやっていたな…と思い出しました。 https://t.co/GPASGRvuak
論文読んでる。 「対話型鑑賞のファシリテーションにおける情報提供のあり方」 https://t.co/yvbJHioVJH
おお、、これは求めてた扉の1つなんじゃないか。いやー、すげぇなぁ J-STAGE Articles - 対話型鑑賞のファシリテーションにおける情報提供のあり方 https://t.co/HuChbpURNB
代表の安斎による共著論文「対話型鑑賞のファシリテーションにおける情報提供のあり方」が日本教育工学会論文誌に採録。PDFが公開されました。 https://t.co/6OxZJr0Dto
共著者として関わらせていただいた平野さんの論文がついに公開!大変勉強になりました。|対話型鑑賞のファシリテーションにおける情報提供のあり方 https://t.co/JTE5nhuGm9
博士課程で取り組んできた研究が日本教育工学会論文誌に採択され、早期公開されました。鑑賞の中でファシリテーターがどのように情報提供しているのか、2017年のACOPをフィールドに研究を行いました。 https://t.co/J53B4WpdsJ

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