著者
長澤 実佳
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.39, no.7, pp.662-668, 2019-11-15 (Released:2019-12-17)
参考文献数
15

微小血管手術を予定された54歳の女性イスラム教徒患者の周術期管理を経験した.イスラム教の宗教上の理由から,麻酔管理では生物由来製品(ブタ),アルコールは使用できないなど使用薬剤に制限があり,患者に確認を行う必要があった.イスラム教徒の周術期管理には,麻酔管理以外にも通訳の問題,ハラール食の提供,未婚の女性では男性医師の診察に制限がある,生活習慣の違いを理解する,などの配慮が必要となることがある.当院で経験した症例から学んだ,イスラム教の概要と,使用に制限のある生物由来製品を提示し,イスラム教徒患者の周術期管理における注意点を考察する.

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生体弁とは違うけど、臨麻の学会誌に症例報告がありました。 「イスラム教徒患者の周術期管理」 https://t.co/XZDumzHwxi https://t.co/wLp3XlcEd4
イスラム教徒患者の周術期管理 https://t.co/7tXbU2d0oW 国際化の中ではやっぱりこういうことも知って考えなきゃなんよなあ(思った以上に豚さんって医療に関わってるんやな)
生命がかかっている場合は仕方ないと思いますけど、安易にヘパロックとかはしないようにしてる。(添付文書にきちんと書いてありますし) >> イスラム教徒患者の周術期管理:症例を経験してhttps://t.co/WV4VPG9wsF
@takedoratkd 知らんかった ありがとう https://t.co/Xjbi8glouk
https://t.co/H7cHazgf9W イスラム教徒患者の周術期管理:症例を経験して
「今回の症例では,ご本人からブタ由来の薬剤は避けてほしいとの希望があったため,ヘパリンは使用しなかったが,ヘパリンの使用が不可欠な手術もあるので,実際には事前の了解を得て使用することになるだろう」 https://t.co/wxVJBNLQpF

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