著者
瀬戸 寿一
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.69, no.6, pp.226-231, 2019-06-01 (Released:2019-06-01)

1990年代後半から日本でも本格的に導入された地理情報システム(GIS)は,社会においてさまざまな場面で活用され,わたしたちの日常生活やサービスにとって欠かせない情報インフラとなっている。本稿では,GISに関わる技術的側面とデータとしての地理空間情報について基本的な解説を行ったあと,日本における導入や制度的な位置づけについて紹介する。さらに,今日のデータ社会におけるGISの活用として参加というキーワードを取り上げ,将来に渡って膨大に蓄積される地理空間情報の使われ方について展望する。

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[GIS] GISについて、国内の政策での推進体制や、国内外の具体的取り組みが概観されていて大枠を知るのによかった

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6月1日付で、情報の科学と技術の特集号「地理空間情報と地理情報システム(GIS)」が刊行されました。図書館情報系が主な対象かつ事例報告に先立つ総論という難題で、出来るだけ社会との接点をというお題でうまく表現できたか不安でしたが、ご興味ある方はご笑覧ください。 https://t.co/tclB9006QM
J-STAGE Articles - 地理情報システム(GIS)と社会 ―地理空間情報の活用から参加型GISへ― https://t.co/fwvNuyFCsQ
会誌「情報の科学と技術」2019年6月号 特集:地理情報システム(GIS)と社会―地理空間情報の活用から参加型GISへ―…瀬戸 寿一 https://t.co/h4ESmGPuLv

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