著者
江草 由佳
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.28-36, 2017-04-01 (Released:2017-04-03)
参考文献数
21

国際的な調査である「OECD生徒の学習到達度調査(PISA調査)」の実施方法とデータ公開,さらにデータの利用方法について,筆者の経験から,PISA2015年調査を基に紹介する。はじめにPISA調査の概要を説明する。PISA2015年調査の実施については,特に各国・地域間でどのように比較可能な調査を実現しているか,実施マニュアルの作成,調査実施者研修,第三者評価の観点から詳しく述べる。PISA調査の結果公開と利用については,生データだけでなくアンケート質問調査票や指標の算出方法のドキュメントなど,関連ドキュメントをも公開することが研究データの公開には必要なことを説明し,報告書や関連する書籍の紹介とともに,関連するWebページであるPISA Data Explorerの利用方法について紹介する。

言及状況

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2015年の場合 日本の198校,約6,600人の生徒が調査に参加したそうです。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/60/1/60_28/_html/-char/ja 数からいえば、サンプルですね。 「社会調査法」という学問では、無論全数調査のほうが精度が高いですが、サンプルであってもある程度の割合になれば信用が ...

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読んでみたいと思います。 / J-STAGE Articles - OECD生徒の学習到達度調査(PISA調査)の実施とデータ利用:PISA2015年調査の日本における実施から https://t.co/mIja9iRxrr
「OECD生徒の学習到達度調査(PISA調査)の実施とデータ利用:PISA2015年調査の日本における実施から」”実施方法とデータ公開,さらにデータの利用方法について,筆者の経験から,PISA2015年調査を基に紹介”PISA Data Explorerの利用方法も。 https://t.co/Eyi7M2Oh0Y
2015年の調査であり、遅くとも2017年の春には詳細が公表されている。なぜ今2位だ!と大騒ぎするのか?日本スゴイと言いたいだけ。 https://t.co/4f7ssGOmze
OECD生徒の学習到達度調査(PISA調査)の実施とデータ利用【情報管理. 2017, vol. 60, no. 1, p. 28-36. 】 リンク先はpdfです。https://t.co/HLTceXpK4F
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OECD生徒の学習到達度調査(PISA調査)の実施とデータ利用:PISA2015年調査の日本における実施から https://t.co/Y3TEhyhHox
「情報管理」2017年4月号 OECD生徒の学習到達度調査(PISA調査)の実施とデータ利用:PISA2015年調査の日本における実施から 実施方法やデータ公開・分析について2015年調査を担当した国立教育政策研究所江草由佳氏が解説 https://t.co/xmqh8mvQMv

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