著者
小林 正啓
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.240-250, 2017-07-01 (Released:2017-07-01)
参考文献数
27

自動運転が実用化段階を迎えつつある。しかし,特に完全自動運転を実用化するに当たっては,さまざまな法制度上の課題に対応しなければならない。自動運転技術は事故を減らすだろうが,ゼロにすることは絶対にないから,事故が起きたときの法的責任の所在も論じられなければならない。本稿では,自動運転技術が直面することになる法制度上の課題を概観するとともに,対応策の方向性について,提案を行う。

言及状況

外部データベース (DOI)

Yahoo!知恵袋 (1 users, 1 posts)

将来的に技術的には可能でしょうけど、しばらくは出来ない仕様になるのではないかと思います。 自動運転技術も不完全あること、事故を起こした時に製造会社に責任が行ってしまう可能性があるので、法整備がされない限りユーザーの監視下で動かすことが必須になるのではないかと思われます。 法的な課題についてこんな読み物がありました。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/joh ...

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

Twitter (18 users, 18 posts, 1 favorites)

@Clementour @new_tram_way 自動運転について弁護士の見解と課題 https://t.co/noUkRjUUd5 まず運転手がかなりの注意をしていたかが問われる メーカーは事故が起きると予測出来ていた時に怠慢なら責任が問われる 製造物責任については過失があったとしても、欠陥があると認識出来ない事を証明出来れば責任が免れる
面白い。/ “自動運転車の実現に向けた法制度上の 課題” https://t.co/UlGcvVqDN0
J-STAGE Articles - 自動運転車の実現に向けた法制度上の課題 https://t.co/ikHR78MvSj
自動運転は trolley problem など法学上の大問題を解決する必要があり、すぐには実現しない、という話だが、これまで実際に起きたのは、なぜか見通しの良い道路で道を曲がっている対向車に突っ込み、自動運転の運転席にいた人は死亡、という事故とか。 https://t.co/IlX5GTMctP
@Emileamber337 とりあえず、仰るような問題が先鋭化するのは自動運転車にかかわる法的問題のように思われます。これは今たくさんの論文が出ていて、下記論文などは自動運転の開発の萎縮効果を生むので、製造者の責任を限定すべきだという主張を行なっているようです。 https://t.co/tCWtEVK8fR
自動運転車の実現に向けた法制度上の課題 https://t.co/s6AlsaftfI
=> "自動運転車の実現に向けた法制度上の課題"、情報管理、2017年7月 https://t.co/DzCsOm0A9j 行政法 刑法 民法 保険制度 去年 2月の米運輸省の判断についての連ツイ https://t.co/xjnu6KFnzF ※花水木法律事務所の方のコメントも
自動運転車の実現に向けた法制度上の 課題 - https://t.co/azNiPfy8Fu #GoogleAlerts
@yskkg ほれ https://t.co/xNNQLNBIgU
「情報管理」2017年7月号 自動運転車の実現に向けた法制度上の課題 事故が起きた際のオーナー、メーカーの法的責任は? 自賠法は適用されるか?実用化に向けて起こりうる法律上の問題と法規制整備への課題を花水木法律事務所小林正啓氏が解説 https://t.co/gGIiKczIcL

収集済み URL リスト