著者
木内 正人 大嶋 一矢 山本 英男 松村 記代子
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.31, 2014 (Released:2014-07-04)

「紙幣らしさ」が備わる模様は、肖像、唐草模様、彩紋(さいもん)模様が代表的なデザイン要素である。しかし、紙幣のデザインは他にも重要なデザイン要素を備えている。それは紙幣に用いられている書体である。日本の紙幣(正しくは日本銀行券)において、日本銀行などの発行主体、額面金額、記番号、印章などが印刷され、それらの文字は一般国民に理解され、読みやすさ、使いやすさをもって付与されている。特に重要とされるのが「大蔵隷書」と呼ばれる書体である。「大蔵隷書」は書体名としての認知度も低く、それに関わる具体的な資料、文献もほとんどない。しかし、今日の紙幣に使われていることから、生活環境の中で誰もが目にする機会も多く、潜在意識的に広く認知できている書体ともいえる。そこで本研究では、日本の紙幣における伝統書体として「大蔵隷書」が果たしてきた役割について、紙幣デザインの歴史的変遷で説明する。

言及状況

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また新聞サイトのネタだが、紙幣専用の「大蔵隷書」という書体があるという話が載っていた。寡聞にして知らなかったので、参考論文をシェアしておきます。たぶん、皆さんご存じなんだと思うけど。https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssd/61/0/61_31/_pdf

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紙幣関係のデザイン・ネタあれこれ。 ユーロ紙幣 https://t.co/jwjqCZ7zBI 日本の紙幣 https://t.co/njXJYzZTf5 紙幣における伝統書体の研究(国立印刷局) https://t.co/4fXFWDrvFY
なぜ数字がゴシック体なのかw そしてフォントを縦長にしてはいけないと情報文化論(2年次選択科目)で習わなかったのか! なにより国立印刷局の職員が書いたこの論文の思想はどこに行ったのか...! 「紙幣における伝統書体の研究」 https://t.co/pxyjvJLh1x https://t.co/aea8e6i1Zv
科学技術振興機構に「紙幣における伝統書体の研究」っていう論文があった。他にもあるかもしれない。 https://t.co/p1Tvh6C9Pk
お札と切手の博物館がとても面白かったよ。みんなも行くといい。 紙幣における伝統書体の研究 https://t.co/OSagUGuk32
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“大蔵隷書” / “紙幣における伝統書体の研究” http://t.co/Tz1hHWXzNB
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[きょうのPDF]「紙幣における伝統書体の研究」(木内正人, 大嶋一矢, 山本英男, 松村記代子、日本デザイン学会研究発表大会概要集)https://t.co/AXTfVhoPPZ Facebookで教えて戴いた、日本の紙幣デザインにおける伝統書体「大蔵隷書」に関する文献

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