著者
谷口 正実
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.102, no.6, pp.1426-1432, 2013-06-10 (Released:2014-06-10)
参考文献数
20
被引用文献数
3 4

・アスピリンに対するアレルギーではなく,COX1阻害作用を持つNSAIDsにより,強い気道症状を呈する不耐症であるが,選択的COX2阻害薬は安全に使用できる.・成人喘息の約5~10%を占め,男女比は1:2で小児ではまれである.・ほとんどの症例で好酸球性鼻茸を合併し,近年では好酸球性中耳炎や胃腸症,異型狭心症の合併が増加している.・通常のアレルギー学的検査では診断不能で,問診(NSAIDs使用歴,嗅覚低下,鼻茸手術歴の確認)が重要であり,確定診断には内服試験が必要である.・静注用ステロイドの急速静注は禁忌であり,NSAIDs誘発時にはエピネフリンが奏効する.

言及状況

外部データベース (DOI)

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ロキソニンなどのエヌセイズと呼ばれる鎮痛剤では、逆に喘息発作が起こると思います。 アスピリン喘息や不耐性があるので… (もちろん喘息患者全員ではなく、1割程度ですが) こちらをご覧ください。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/6/102_1426/_pdf

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J-STAGE Articles - 4.アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息) https://t.co/EgOsqE4F0m
いい加減、喘鳴時にビソルボン®吸入液使うの、禁忌だと知りやがれ https://t.co/c4fUrOxg5I
https://t.co/c4fUrOxg5I "AAP内服は,通常のNSAIDsよりも誘発されにくく,従来は安全といわれたが,米国のAIA患者において,1 回 1,000~1,500 mg負荷で34% の患者が肺機能低下を示した報告16)があり,一回投与量 500 mg未満(できれば 300 mg以下)にしたほうが安全である." ???
ステ虎、届いたので読書なう。 「はじめに」を読むまで、「マネーの虎」を真似てステ虎なんだと誤解していた。 44P。♡ アスピリン喘息については https://t.co/imMK6G5ngi 引いても良かったんじゃないかと思ったり。
https://t.co/rZ0TumGFJ0 ストレスで体調弱ってるのもあると思うが、これ全部読んだけどなんか原因これしかないような気がしているなう…
結構診ますが.... 喘息の10%はAERD/AIA ”AIAは特にコハク酸エステル製剤に過敏である” https://t.co/B7d7kVXgxU https://t.co/R3QejE95qu
某所のアレ。 これ嫁。 ステロイドで可否が分かれるのは注射剤にパラベンが入ってる/いないの問題ではないです。 4.アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息) https://t.co/OAbkRgwABP
セレコキシブ(セレコックス)のアスピリン喘息に対する禁忌は早くなくなってほしいなあ、、
NowBrowsing: 日本内科学会雑誌第102巻第6号: アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息) アスピリンに対するアレルギーではなく,COX1 阻害作用を持つNSAIDsにより,強い気道症状を呈する不耐症であるが,選択的COX2 阻害薬は安全に使用できる https://t.co/ofy9aK6tH5
アスピリン喘息 https://t.co/c4fUrOwIga
@Matanuki https://t.co/c4fUrOf6RA "アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息)" 昨年も同じようなTweetしたような
@Dullahan 喘息持ちじゃないから詳しくないけど、アスピリン喘息(?)という亜種はインドメタシンがヤバイという話が出てきた。 https://t.co/4WmLEGnSMf
「経鼻胃管の位置を確認してください」と言われて電子カルテの所に行ったら、研修医の先生にソルコーテフの「ゆっくり静注」というのはどのぐらいゆっくりなのですか?と質問されて、NGチューブの位置確認を忘れてしまい、看護師さんから催促さ... https://t.co/azjeOiimmp
あったあった。アナフィラキシーじゃなかったけど。喘息の重症化だった。(PDF) https://t.co/GcaFKCXAHS
4.アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息) https://t.co/G07S4HUGOy
@nanasidukihisui アスピリン喘息全般的な解説。 http://t.co/mFou9NkieO

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