著者
霜田 光一
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.69, no.8, pp.929-933, 2000-08-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
8

電波分光学とエレクトロニクスの組み合わせから, 1954年にメーザーが生まれ, 1960年にはレーザーが現れた.それによって非線形光学をはじめとして,量子エレクトロニクスと光エレクトロニクスが急速に発展した.その結果,光通信などの光技術の躍進と,レーザー分光やレーザー冷却などから基礎物理学や分子生物学の革新がもたらされた.これから21世紀に向かって,高度情報化社会における光・量子エレクトロニクスの意義と,それがもたらす科学技術の新しい流れについて考察する.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (12 users, 15 posts, 29 favorites)

レーザー (Laser: light amplification by stimulated emission of radiation) という頭文字をとって出来たカタカナ語であるということは、どれくらいの人が知っているのだろうか?笑 https://t.co/TVzS0fbfx3 #BlueOcean
追悼 量子エレクトロニクスの礎を築かれた霜田先生の記事↓ 量子エレクトロニクスの変遷 https://t.co/AvhwbD2E5h 100歳の物理学者に学ぶ生涯現役の秘訣 https://t.co/8CCtodo2qN 光・量子エレクトロニクスの将来展望 https://t.co/HnLhDvdxU1 リツイにメーザー、レーザーと物理教育のリンクあります https://t.co/N0v5ghfwmn
@Hal_Tasaki @Quantum_GK 霜田先生は量子エレクトロニクスを「原子、分子、または原子核の電磁波との非線形相互作用を利用して電子技術のように通信・計測・制御などを実現する量子技術」と定義していますね。これを研究開発するものは量子技術者と認識されていたのではと思います。 https://t.co/HnLhDvdxU1

収集済み URL リスト