著者
谷 浩明
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.69-73, 2006 (Released:2006-05-24)
参考文献数
19
被引用文献数
1 1

セラピストが臨床で用いる教示とフィードバックの学習効果について概説する。教示はその注意をinternal focusではなく,external focusに向けさせるのが学習に効果的である。external focusの特徴を持つ外在的フィードバックについても,教示と同様,学習効果が高いが,こうした言葉による介入は,学習者自身の潜在的な学習を阻む危険をはらんでいる。また,従来とは異なる考え方として,自己決定の要素を含んだ練習方法を紹介する。

言及状況

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@root1000po 心からそう思います。フィードバックの功罪についての論文を共有します❗️ ・教示とフィードバックの効果についての概説 ・internal focusよりexternal focusに向けさせるのが学習に効果的 ・ガイダンス仮説に注意 ガイダンス仮説についてはどう思われますか? 谷, 2006:https://t.co/ZYTqYBrSt9
KPの質と量は過剰過ぎるとパフォーマンスの低下に。 生徒さん側からアドバイスを求めるタイミングを決めた方が自発性が高まりパフォーマンスが上がることがある。 実情はコーチのさじ加減で決まる世界。 https://t.co/9FOlqu4wNd
外在的フィードバック http://t.co/lGh7A0mY 谷 浩明: “セラピストによる教示やフィードバックは学習に効果的か?”. 理学療法科学, Vol. 21: No. 1; (2006). 69-73 .

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