著者
岩本 直也 藤 大樹 勝平 純司 丸山 仁司 満倉 靖恵
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.341-344, 2012 (Released:2012-08-01)
参考文献数
8
被引用文献数
3

〔目的〕右ストレートパンチ動作における,初心者への指導ポイントを抽出するために,群間(経験・未経験)における骨盤の動きを比較した.〔対象〕競技経験者5名(27.3±4.5歳)と未経験者7名(22.3±1.2歳)とした.〔方法〕実験では三次元動作分析システムを用いて,パンチ動作は3回計測した.測定項目は骨盤の回旋角度と回旋角速度,および回旋時間とした.骨盤の最大回旋角度を基準とし,加速期と復元期に分割した.各期間における各測定項目の平均値を用いて,経験群と未経験群に対して有意差検定を行った.〔結果〕群間における最大回旋角度と両期間の最大角速度,および復元期の平均角速度に有意差を確認した.〔結語〕ボクシング初心者の指導では,すかさず“構え”に戻れるように指導する必要性が示唆された.

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次は格闘技。 こっちも良いデータは見つからなかったが、経験者と未経験者のパンチ時の腰の回転速度の違いを見ると、経験者の腰の最大の回転速度(角速度)が速いことがわかります。 これは「経験者は「脱力」しているから腰の回転が速いんだろ?」と言いたくなるでしょうが→ https://t.co/2SS529gf45 https://t.co/OgDv5Et0mv

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