著者
藤本 修平 小向 佳奈子 杉田 翔 小林 資英
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.669-674, 2018 (Released:2018-08-21)
参考文献数
26

〔目的〕リハビリ分野のRCT論文において,研究結果を印象付けるために本来目的とした結果以外を強調するSPINについて検証することとした.〔対象と方法〕対象文献の検索は MEDLINEなどを用いた.本文中に主要アウトカムが明記されておらず,かつ主要アウトカムの結果が統計的に有意差を認めるものは除外した.SPINは,抄録と本文の内容を比較し,主要アウトカムが有意でないものの介入の利益を強調するように記載しているか評価した.〔結果〕SPINであった抄録は32/42件(76.2%)で,本文の結果では20/42件(47.6%)であった.〔結語〕リハビリ分野のRCT論文の内容は,抄録の内容や本文の結果,考察からのみから判断することの危険性が示唆された.

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抄録は読むべき論文か否かを判断するものであって、内容を理解するために見るものではないため注意が必要です。なぜならSPINの可能性があるからです。 SPINてなに?うまいの?という方は下記論文をご参照ください。
✅SPINとは 「主要アウトカムとして考えていた評価項目に有意差がみられず副次的に検討したアウトカムにのみ有意差がみられた場合に、副次的アウトカムの結果を強調して記載されていることがある。このような結果や結論の事実または印象が歪められていることを“SPIN”と呼ぶ」 https://t.co/TT08QxJtC9 https://t.co/6oZ1enC0R1
論文を吟味する能力を身につけないといけないな。リハビリテーション分野における論文報告の質 https://t.co/XKIIodNY7q
抄録書く時に参考になる。 https://t.co/hNSDzqo4y5
批判的吟味しようとしたけど、 まずは批判的吟味する能力を身につけなければ。 https://t.co/bE2CED8Mae
リハビリテーション分野における論文報告の質 https://t.co/pdaYH3qnCh

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